豪華寝台列車とSL列車を完全乗りつくし 雑誌「一個人」9月号

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KKベストセラーズから刊行されている雑誌「一個人」の9月号を購入しました。
特集は「豪華寝台列車とSL列車を完全乗りつくし」です。

一個人 (いっこじん) 2009年 09月号 [雑誌]
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豪華寝台列車と言えばカシオペア、トワイライトエクスプレス、そして北斗星の3つで、それぞれの車両やサービスの特徴が細かく解説されています。
トワイライトエクスプレスに関しては中川家の礼二さんによる乗車記になっており、先日NHKで放送されていた「映像歴史クイズ 関西の鉄道」で「あさってトワイライトエクスプレスに乗りに行く」と言っていたのが、この取材だったんだなというのがわかって一人ほくそ笑んだりしました。

この3つの列車については様々な書籍やウェブサイトで語り尽くされているので特に新しい発見はなかったのですが、鉄道アナリストの川島令三さんによる「全国現役ブルートレインサービス総点検」はなかなか興味深い記事でした。
設備・サービスを自動販売機、車内販売、シャワー、喫煙スペース、共有ロビーの5つの観点からブルートレインについて考察しています。
現役のブルートレインとしては、車体がブルートレインというわけではなく夜行列車ということでここでは評価されています。
つまり、サンライズ出雲・瀬戸、あけぼの、北陸、日本海、はまなす、きたぐにの7つです(豪華ブルートレインについては別記事で触れられているのでここでは言及されていません)。
乗車時間が短い場合、車内販売、シャワー、共有ロビーがあるかはほとんど影響しないと思うのですが、長くなるとどうしてもお腹が空くし、気分転換もしたくなるので上記のものは必要になってくるでしょう。
飲み物の自動販売機については例え乗車時間が短くても必須だと思います。
しかし、現状では自動販売機すらないという列車が多数あるというのは大問題でしょう。
また車内販売についてもついついあるだろうと思ってしまいますが、実際はほとんどないという事実を知っている人も少ないと思いますので、この記事でまとめられていることはかなり重要な情報だと思います。
ただ、喫煙スペースについては個人的には完全隔離状態でどこかに新設するべきだと思っています。
寝台内やロビースペースは完全に閉鎖された空間なので、非喫煙者にとってはタバコの匂いがあまりにも臭いのです。
廊下を歩いただけで匂いが充満しています。
長時間の乗車になるので完全禁煙にしろとは言いませんが、コストはかかってしまうものの、喫煙ルームを作って環境整備に取り組むべきだと思います。

その他の記事では夏の青春18きっぷを利用する厳選旅プランが14個紹介されています。
時刻表を読み慣れない人は参考にするといいと思いました。
SL列車についても全国のものが詳しく紹介されているので、SLファンにとっては参考になると思いますよ。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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