久々に本の感想です。
今回読んだのは田中希美男さんの「カラー版 基本がわかる!写真がうまくなる! 「デジタル一眼」撮影術入門」です。
カラー版 基本がわかる!写真がうまくなる! 「デジタル一眼」撮影術入門 (アスキー新書)
タイトルに「入門」と入っている通りデジタル一眼レフカメラ初級者向けの内容になっていました。
ただし、初級者向けだからといってあなどってはいけません。
初級からほんのちょっぴりだけ毛が生えてきた僕が忘れかけていた大事なことがたくさん書かれていましたよ。
まずは目次を見てみましょう。
第1章 写真はどんどん撮ることからはじめよう
第2章 構図とシャッターチャンスを身につける
第3章 撮影に生かす光の使い方
第4章 撮りたい写真を撮る方法
第5章 デジタルで写真はさらにおもしろくなる
第1章ではデジタルの特性を生かしてどんどんシャッターを切ることを勧めています。
昔のようにフィルム代はかからないので、とにかく少しでも気になったものをじゃんじゃか撮りまくる!
そこには成功もあれば失敗もあるわけで、そこから色々学んでいけばいいと書かれていました。
最近僕は悩んだ末にシャッターを切らないということが多々あるので、そういう姿勢というのは自分自身の可能性を狭めているということにつながります。
反省ですね。
第2章では構図及びシャッターチャンスについての解説です。
引き算のフレーミング、三分割法、日の丸構図などなど基本的なことがしっかりと書かれているので勉強になりますよ。
第3章ではライティング、露出についてです。
順光、逆光、反逆光のそれぞれの特性がわかりやすく書かれています。
最近逆光を避け気味にしていましたが、逆光だからこそ撮れる写真もあるということを再認識です。
第4章ではボケ、マクロ撮影どのテクニックについて書かれています。
また、記念写真の撮り方は一眼レフだけでなくコンデジでも役立ちます。
旅行写真ではつい記念碑などの横で撮ることがありますが、人物が小さくなってしまうことがあります。
そういう時は人物はもっと前に出てきてもらって、うまくフレーミングすれば人も記念碑などもしっかりとおさえられます。
これは忘れがちなのでしっかりと覚えとかなくちゃですね。
第5章ではRAW現像やファイリングについて。
PCを使った作業ですね。
デジカメとPCの組み合わせは切っても切れない仲なので、PC操作への苦手意識はできるだけ少なくして撮影した写真をうまく取り扱えるようになって欲しいという気持ちがこの章で書かれています。
どの章でも初心者でもわかるように平易な言葉で書かれており、カラーでの作例も豊富で楽しんで読み進めていくことができるようになっています。
これからデジ一にチャレンジしてみようという方、デジ一を買ったけど難しくて最近触っていないという方、よく写真は撮ってるけどもっと基本を知りたいという方にはお勧めの一冊ですよ。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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