ついに来た!
究極の癒し本!
写真家の米屋浩二さんが日本全国の木造駅舎を正面から写し取った写真をまとめたのが本書です。
木造駅舎と言っても建築から長年の歳月を経ているものが多数なので、様々な補修がされています。
そこで米屋さんがピックアップしたのが「板壁が無塗装・無垢の姿を基本に、ニス塗りや目立たない茶色のペイント、経年変化で木目の風合いが浮きでた姿までを範囲に絞り、全国から88駅を選んで掲載」したそうです。
つまり見てすぐに昔ながらの木造駅舎だと判別がつくものとうことでしょう。
そんな駅がページをめくるたびに次から次へと88駅。
どれも大きな違いがあるというわけではないけど、それでも全てに歴史という味付けが加わって懐かしい気持ちでいっぱいになる駅ばかりです。
本編では駅舎を正面からモロクロで写しており、人や車両は写り込んでいません。
全て駅単体です。
従って物悲しい雰囲気が全体に覆っており、重苦しい空気があるのですが、それでもじっと写真を眺めていると木の温もりが浮かび上がってきて、かつてたくさんの人で賑わっていた時の人々の笑顔などが頭をよぎります。
それがなんとなく癒しとなるのですよ。
前書きではカラー写真や人物写真もあり、そこからは直接的なほんわかした空気が出ているけど、やはりモノクロの駅舎のみの方が僕は好きです。
ぜひ駅好き、田舎好き、レトロ好きな人には手にとって欲しい写真集でした。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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