松本典久「ぐるり一周34.5キロ JR山手線の謎」

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通勤通学途中に気軽に読むことができるこちらの本。

ぐるり一周34.5キロ JR山手線の謎 (じっぴコンパクト新書)
ぐるり一周34.5キロ JR山手線の謎 (じっぴコンパクト新書)

鉄道ジャーナリストの松本典久さんによる「ぐるり一周34.5キロ JR山手線の謎」です。
毎日東京都区内をぐるぐる回り続けている山手線。
その山手線の雑学集と言えるのが本書です。
まずは目次から見てみましょう。

第1章 山手線はいつからエンドレス?命名100周年、山手線のおもしろ知識
第2章 汽笛一声の陸蒸気から山手線まで
第3章 山手線29駅物語

第1章はトリビア的なもので、第2章が歴史、第3章が各駅紹介になっています。

もう有名な話ですが、山手線という名の路線は実は品川ー田端間のみでぐるっと1周はしていません。
田端ー東京間は東北本線、東京ー品川間は東海道本線に属しています。
日頃山手線に乗ってはいるもののそのような所属の違いというのは全く意識することはないですが、ひとつの路線に乗っていながら実は複数の路線に乗っているというのは面白いですね。
このよなトリビア的ネタ(ちょっとマニアックなものもありますが)は乗車時にニヤリとできて楽しいかもしれません。

第2章の歴史はやや専門的で鉄道好き向けの内容に感じました。
しかし明治維新以来の東京の発展と鉄道の発展は切っても切り離せないものであるので、日本史という観点からとても興味深いものになると思います。

第3章のでは、各駅の歴史、現在の様子、駅周辺の名所が紹介されています。
普段皆さんが使っている山手線の駅がどのような過程で成立したのか、そして普段見慣れている駅には実は隠れた秘密があるんだなんてことを知ることができたら毎日の通勤通学が楽しくなることでしょう。
東京町歩きのヒントになるようなことも記述されていますので、地図と照らし合わせながら読むといいかもしれません。

以上の内容は平易な文章でまとめられているので、電車内でちょこちょこっと読むことができますので、気分転換にお勧めですよ。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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