1台で広角から超望遠までを楽しむことができるNikon COOLPIX P900を数日間モニターさせていただきました。
これがかなりの望遠能力があるので、普段僕が使用しているカメラとは全く異なる次元で撮影することができました。
まずはカメラについて見てくいくことにしましょう。
こちらがカメラの外観です。
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ボディとレンズの一体型のコンパクトデジタルカメラです。
コンパクトとは言うものの、手のひらよりもちょっと大きいサイズなので、小さめな一眼レフカメラを持ち歩くというイメージですかね。
簡単にスペックをまとめてみます。
有効画素数:1605万画素
撮像素子 :1/2.3型原色CMOS
焦点距離 :4.3-357mm(35mm換算24-2000mm相当)
開放F値 :2.8-6.5
記録媒体 :SD/SDHC/SDXCメモリーカード
本体サイズは結構大きいですが、撮像素子は小さめですね。
レンズはかなり大き目です。
背面液晶はバリアングル式なので、ファインダーを使いにくいどんなシーンでも対応できそうです。
それでは、このカメラでどんな写真が撮影できるのか見ていきましょう。
まずは鉄道写真からいってみます。
都電荒川線の撮影でテストしてみました。
最初に最も広角域で撮った場合はこのような感じになります。
35mm換算で24mm相当ですね。
ここから少しズームしてみます。
さらにズームさせて、35mm相当で2000mmまでいってみます。
この3枚は全く同じ場所から撮影しているのですよ。
最初のほうでお話したように、P900はボティとレンズは一体型なのでレンズ交換もしていません。
広角と望遠で全然違うレンズで撮影したように見えますよね。
同じ場所でさらにレンズを上の方に向けて東京スカイツリーを撮ってみます。
肉眼ではこんな風には絶対見えませんよね。
展望台にいる人影まで見えちゃいます。
このカメラ、分類としてはコンパクトですが、全く侮れません。
次は場所を変えてみます。
まずは換算24mmで。
同じ位置からの撮影をしていきます。
ただし、この換算24mmが時間軸では後の話で、次から時間を遡ります。画面中央付近に電停が見えると思います。
次からはそこに停車中の都電を撮ったものです。
グイッとズームで。
さらに最大ズームで換算2000mm。
こうして並べてみても最初と最後の一枚が同じ場所から撮ったとはイメージできません。
都電でもう一例あげてみます。
最初は換算24mm。
これが最も広角で撮ったものです。
次は換算2000mmで最大ズームです。
都電荒川線の電停は隣が肉眼でも見えてしまうところが多いです。
ここも肉眼でも見えるけれども、2000mmの世界は全然違いますね。
ちょっと引いて撮ってみます。
それでも架線柱の圧縮感がすごいですね。
鉄道では動画撮影もしてみました。
望遠の換算2000mmから広角の24mmまでズームを変化させています。
見え方の違いをお楽しみください。
今度は桜での撮影テストです。
まずは換算24mmで。
全く同じ立ち位置から少しずつズームしていきましょう。
そして最大ズームの換算2000mm。
もう何度でも言っちゃいます。
同じ場所から同じカメラで撮影していますよ。
今度は枝垂れ桜です。
まずは換算24mm。
少しずつズームしていきましょう。
最後は換算2000mmの最大ズーム。
最後の作例です。
換算24mmの広角で。
そして2000mmの世界へ。
最後にもう一回言わせてください。
同じ場所から撮影しているのに、これだけ全く異なるイメージの写真が撮影できるNikon COOLPIX P900の望遠能力はとてつもないものがあります。
まさに脅威ですね。
ズームで撮影したいけど、一眼レフカメラでレンズ交換するのは面倒くさいという方にはこのカメラはぴったりでしょうね。
一般的なコンパクトカメラよりはサイズは大きくなりますが、それでも一台で広角から望遠まで全ての領域をカバーすることができます。
特に望遠は35mm換算で2000mmという想像するのも難しい世界を捉えることができてしまうのが最大の魅力ですね。
興味がある方はぜひチェックしてみてください。
【あす楽】 ニコン COOLPIX P900 ブラック | ||||
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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