長野県にある諏訪大社で7年ごとに開催される御柱祭は日本の奇祭として知られています。諏訪大社上社本宮、前宮、下社秋宮、下社春宮の4社それぞれで4本の柱を建てます。ところが、御柱があるのはこの4社のみではないのですよね。諏訪湖周辺のエリアでは小さな神社や石碑の周囲にもこの御柱があるのです。もちろん諏訪大社のように規模が大きくはないものですが、それでもかわいらしい御柱があるのはなかなかユニークですよ。今回はそんなお話です。
例えば岡谷市内で見かけたこの道祖神。
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しっかりと四隅に御柱があるのがわかるかと思います。これだけ規模が小さな御柱ですので、一度に全てを視界に入れることができます。
御柱の先端部分は尖っているのですね。
全ての御柱の突端は美しく加工が施されています。
ただ4本の木を建てているというわけではないのですね。そう言えば諏訪大社下社春宮の御柱の先端もしっかりとカットされていました。
木落し坂ではまだカットされていませんね。
話を戻しまして、山の中のこの小さな祠の周囲にも御柱があります(ここは下諏訪町かな)。
岡谷市の街中にあるお福稲荷大明神にも。
上諏訪の小さな三峯神社にも。
諏訪湖上の初島神社にも。
上諏訪の街中にある小さな祠にも。
おそらく諏訪大社の氏子となっている地域にはこの御柱があるものだと思われます。茅野市、諏訪市、富士見町、原村、岡谷市、下諏訪町ですね。諏訪湖周辺と考えればいいでしょう。従って諏訪湖近辺に行かれる際はここで紹介したような小さな御柱もぜひ探してみてくださいね。諏訪大社にも参拝してその大きさを比較してみてください。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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