8月24日。
軽井沢から自転車で走りだし、国道18号線の碓氷峠を下り切りました。
ここからは平坦な道を本日のゴール地点である横川駅まで走るだけなのですが、その前に寄り道をしようと思います。
2年前、横川からめがね橋までのアプトの道を歩いた帰りに温泉で汗を流そうと峠の湯という温泉施設に寄ったのですが、なんと定休日。
その時訪れた日は群馬県民の日だったにも関わらず休みだったことにショックを受けたものです。
→アプトの道散策の最後は「峠の湯」で温泉につかるのがベストだよね! 群馬日帰り旅行 その7(とくとみぶろぐ)
定休日は第2,第4火曜日で、今回訪れたのは水曜日。
完璧です。
露天風呂につかって汗を流してきました。
2年越しの峠の湯の夢が叶いました(笑)
碓氷峠を下りたところには坂本宿があります。
この通りには昔ながらの家屋がまだたくさん残っており、古いモノ好きの僕にとっては楽し過ぎる道でした。
坂本宿を抜けて横川駅に近づいたところには碓氷関所跡があります。
門しか残っていませんが、江戸時代の人々が中山道を歩いてこの関所を通っていたという歴史に想いを馳せるのもいいでしょう。
碓氷峠鉄道文化むらの横を通ると間もなく横川駅です。
ようやくゴール!
軽井沢から横川までついに走り切ることができました。
もう一度ルートを確認してみましょう。
このルートの途中には信越本線の旧線跡である鉄道遺産をたくさん見学することができましたし、ダウンヒルをほとんどペダルを漕ぐことなく下ることができます。
自動車の通行もほとんどなく本当に快適なサイクリングをすることができた楽しいルートでした。
ここで自転車をたたんで、青春18きっぷの旅に戻ります。
16:31、横川発高崎行き信越本線普通列車に乗車。
17:03、高崎着。
17:26、高崎発上野行き高崎線通勤快速に乗車。
グリーン車の一番後ろの座席を確保して、このように座席と壁の間に自転車を収納します。
リクライニングもちゃんとできるし、通路を通る人の障害物にもならないし、輪行する時はこのポジションを確保するのがいいでしょうね。
少しずつ暮れゆく空を眺めながら高崎線は東京を目指します。
18:55、尾久着。
この時間帯だと上野駅は混雑していて、自転車を持ち歩くのは気が引けたので上野のひとつ手前の尾久駅で下車しました。
ここでまたまた自転車を組立てます。
ライトを装着して最後まで安全運転で自宅へと帰還しました。
今回初めて青春18きっぷと自転車の組み合わせの旅をしてみたのですが、この2つは相性がいいですね。
今回のように急勾配の上り坂は鉄道で、快適な下り坂は自転車でと移動手段を変更することができます。
さらに駅から徒歩ではちょっと行きにくいところまでほとんど時間をかけずに移動することもできたし、時間の節約にもなり、普段は見ることができないような景色にも出会いました。
今後はこのような鉄道+自転車の旅をどんどん増やしていこうと思います。
次はどの町を自転車で走ろうかな。
夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編まとめ
・鉄道+自転車の旅は上野駅から始まる 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その1
・信越本線安中駅から長野新幹線案赤榛名駅まで自転車で走る 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その2
・長野新幹線安中榛名駅手前の地獄の坂道が目の前に立ち塞がる 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その3
・軽井沢サイクリングの途中でピロシキと八ヶ岳牛乳を楽しむ 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その4
・明治時代の絢爛豪華な旧三笠ホテルを見学する 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その5
・軽井沢で焼きチーズカレーを食してエネルギーを充填する 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その6
・軽井沢から横川まで自転車で碓氷峠を越えて行く! 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その7
・碓氷峠越えの国道18号線脇にある鉄道遺産 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その8
・碓氷峠で峠越えのバスに出会う 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その9
・碓氷峠声越えの国道18号線沿いに残るレンガ造りの橋梁群 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その10
・碓氷峠最大のレンガ造りの建造物、碓氷第三橋梁(めがね橋)を見学する 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その11
・アイスコーヒーや碓氷湖で気分転換した後に碓氷峠を制覇する 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その12
・念願の峠の湯で温泉を楽しみ、そして横川駅のゴールに達する 夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ!編 その13←今ここ
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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