碓氷峠越えの国道18号線脇にある鉄道遺産夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ！編その8

8月24日。
軽井沢から自転車で国道18号線を横川に向けて走り出しました。
ルートはこちら。

横川から碓氷峠まではカーブのたびに数字が書いてある標識があります。
碓氷峠の手前は184だったので、これが一番下界に到達するまでカウントダウンされていきます。
こんな感じに。

碓氷峠を越えたらしばらく何もないダウンヒルの道が続きますが、唐突にこんな横道が現れました。

立入禁止の看板も出ていないし、入ってもいいのかな？
入り口付近にはこんな案内がありました。

解読できる範囲で「国鉄熊－軽線 5号高崎電力區」と読めます。
「区」の字が旧字体の「區」ということからもこれが書かれた時代の古さが想像されます。
この向こうには緑のトンネルが続いていましたが、先へ進むのはさすがにやめておきました。

再び自転車に戻ります。
上を見上げると青い空、周りには深い緑、そして風を切る自転車は最高に気持がいいです！

こんな坂道を下っていると左側に空き地のようなものが見えましたのでチェックしてみることに。
そこには、、、、

トンネル！
これは信越本線の旧線跡です。
この反対側にはもう1個トンネルがありました。

おー、向こう側が見える。
こんな鉄道遺産が国道のすぐ脇にあるなんて碓氷峠は楽しすぎます。
鉄道好き、廃墟好きにとっては、このルートは真っ直ぐ下っていくなんてもったいない道なのですよ。
ちなみにこのトンネルを撮影しようと草むらに入った時に足に小さな黒い物体が張り付いていることに気が付きました。
何だろうとよく見てみると、何と山ビルでした。
まだ血を吸う前の段階で体が大きくはなっていない状態で振り払うことができたので難を逃れましたが、この地域ではヒルがよく出没するらしいので肌を露出させないなどの対策を万全に取っておいた方がよさそうです。
まあ、あえて草むらの中に入り込まなければ全く問題ないのですけどね（笑）

自転車での碓氷峠越えの話はまだまだ続きます！

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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