碓氷峠最大のレンガ造りの建造物、碓氷第三橋梁（めがね橋）を見学する夏の青春18きっぷの旅2011 碓氷峠を越えろ！編その11

8月24日。
軽井沢から国道18号線を自転車で走って碓氷峠を越えてきました。
間もなく横川に到着するというその手前に、この建造物があります。

碓氷第三橋梁、通称めがね橋です。
このレンガ造りの巨大建造物は信越本線の旧線跡で、かつてはこの上を列車が走っていたわけです。

4連のアーチで高さは87.7m。
これまで見てきた橋梁とは規模も風格も全く異なります。

あまりの美しさとあまりの威厳にただただ圧倒されてしまいました。

このめがね橋は遊歩道になっています。

信越本線横川駅から廃止された旧線跡がこのめがね橋まで遊歩道として整備されており、トンネルの中を歩いたり、このように橋の上を歩いたりすることができるわけです。

橋の上から下の国道18号線を見てみましょう。

こんな山深いところを昔は列車が走っていたのですね。
この反対側には信越本線の新線跡が見えます。

信越本線の横川軽井沢間は最初はこのめがね橋がある線路でしたが、その後上の写真側の線路に切り替えられたのです。
そこでめがね橋側が旧線、向こう側が新線と呼ばれています。
しかし、現在では新線の方も廃止されてしまっており、群馬県から長野県に列車で抜けるには長野新幹線を利用しなくてはなりません。
僕が朝に群馬県の安中榛名駅から長野県の軽井沢駅まで新幹線に乗ったようにね。
ただ、この横川から軽井沢まではその9でお話したようなJRバスが走っておりますので、そちらを利用することもできます。

めがね橋から遊歩道を少し歩いてみましょう。

トンネルの中は結構怖いです。

外に出ちゃえばなんてことないのですけどね。

この遊歩道を最初から最後まで歩けばこんなトンネルを何本も通ることになりますので、それもまた楽しいですよ。
2年ほど前に僕もこの遊歩道を歩いているので、その時の記事はこちらからどうぞ。
→アプトの道を通って旧丸山変電所へ群馬日帰り旅行その4（とくとみぶろぐ）

めがね橋まで引き返しましょう。

いくら見ていても見飽きないめがね橋ですが、いつまでもここにいるわけにはいかないので、区切りを付けなければいけません。
最後に下に降りてからめがね橋と自転車を一緒に撮影しました。

碓氷峠越えの旅もいよいよラストスパートです。
次回は碓氷峠のカーブがラスト1まで行きますよ。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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