柴又帝釈天から江戸川までは歩いて数分という距離です。
あの矢切の渡しがあり、東京23区内とは思えない光景がある場所なのでぜひ行ってみたいと思っていました。
しかし江戸川土手に着いてみると、川の中に風情のあるレンガ造りの建物が2つ見えたのでまずはそっちに行ってみることに。
屋根が尖がっているもの。
屋根が円形のもの。
この2つは江戸川の水を金町浄水場に取り入れるための取水塔なのだそうです。
屋根が尖がっている方は昭和16年に作られたもので、既に67年ここに存在し続けているということになります。
この風格はその歴史から来ているものなのでしょうね。
取水塔を見た後に待望の矢切の渡しに行ってみました。
下手に観光地化せずに、簡素なままなのが好感が持てます。
渡し船は頻繁にあっちに行ったりこっちに来たりしているので、ちょっと待てば乗ることができます。
この日は土曜日ということもあってお客さんがいっぱいでした。
100円で向こう岸に渡ることができます。
この矢切の渡しの船頭さんは一切観光案内はしません。
その点は船着場にしっかりと書いてあったのですが、お客さんで川幅は何メートルあるのか、深さは何メートルなのか質問する人がいました。
その度におじさんはぶっきらぼうに「○○メートル」と必要最低限の答え方をしていたのがなかなか面白かったですよ。
柴又から矢切側に到着すると川の向こうに太陽が沈みつつある景色がとてもきれいでした。
日没まで時間がありませんが、せっかく千葉県側にも来たので柴又に引き返さずに、矢切側の散策もしてみることにします。
その話はまた次回。
柴又・矢切まとめ
・寅さんの聖地、柴又へ 柴又・矢切散策 その1
・参道を抜けて柴又帝釈天へ 柴又・矢切散策 その2
・矢切の渡しと金町浄水場の取水塔 柴又・矢切散策 その3←今ここ
・矢切にある野菊のこみちを歩いてみた 柴又・矢切散策 その4
・矢切の猫たち 柴又・矢切散策 その5
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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