矢切の渡しで江戸川を越えて柴又から千葉県の矢切に来てみると、そこは一面の畑でした。
東京の柴又側は都会だったのですが、川を1本渡るだけでがらっと景色が変わってしまいましたよ。
この矢切は伊藤左千夫の「野菊の墓」の舞台になった場所であり、「野菊のこみち」という遊歩道が整備されているようです。
この道を通って北総開発鉄道の矢切駅へと向かうことにしました。
「野菊のこみち」というのはどこかなとキョロキョロしてみると・・・
ありました!って、、、、これは遊歩道???
畑と畑の間にある農道のように見えますが、これこそが「野菊のこみち」なのです。
道の横には農業用水路が流れており、季節柄かザリガニの死骸がたくさんありました。
まさに自然を体感できる遊歩道でしたよ(笑)
この野菊のこみちが終わると市街地になり、住宅がたくさん見えてきます。
その中で無人の野菜販売所もありました。
さらに道を進むと、10月だというのになんと桜が!
こんな季節にも咲く桜があるのですね。
「野菊のこみち」はちょっと期待はずれでしたが、この季節はずれの桜でかなり心が温かくなりましたよ。
この日の散歩は、柴又帝釈天、矢切の渡し、野菊のこみちというようにかなり盛りだくさんな内容になりましたが、柴又は東京にあって昔懐かしい昭和の雰囲気を残す場所であったし、矢切はなんだかんだでのんびり散歩を楽しむことができました。
このコースはそんなに長い距離を歩くわけではないので、気軽に行くことのできるお散歩コースだと思いますよ。
寅さん好きだったらぜひ訪れて欲しいところであります。
柴又・矢切まとめ
・寅さんの聖地、柴又へ 柴又・矢切散策 その1
・参道を抜けて柴又帝釈天へ 柴又・矢切散策 その2
・矢切の渡しと金町浄水場の取水塔 柴又・矢切散策 その3
・矢切にある野菊のこみちを歩いてみた 柴又・矢切散策 その4←今ここ
・矢切の猫たち 柴又・矢切散策 その5
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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