谷中の廃墟と化した木造家屋群が取り壊されていた

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永遠に存在し続けるものなんてまずないんだろうけど、好きな場所はついずっとそこにあり続けると思い込んでしまいます。
谷中の僕が好きな場所もきっと残っていくんだろうなんて思っていましたが、それは錯覚だということをつい先日思い知らされました。
僕が好きだった場所というのは木造の廃屋が密集していて、かつて井戸ポンプがあった跡がある場所です。
春先の緑が少しずつ増えてきた時期は暖かい雰囲気があり、

冬は草が枯れていてとても寂しい雰囲気を漂わせていた場所でした。

そんな場所に井戸ポンプの土台の残骸があったのです。

ところが、先週4ヶ月ぶりに谷中散策に行き、あの場所を訪ねてみると・・・

あの一角がすっかり取り壊されていました。
ごみごみしていて昭和の香りを残す場所だったのですが、今ではこんなにすっきりとしてしまいました。
あの路地裏をもう一度見ることができなくてとても残念なのですが、これが現実なのでしょう。
永遠に存在し続けるものなんてないのです。
なんだか悲しい発見をしてしまった一日でした。

写真はNikon D40xNikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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