秋田県の羽後本荘駅と矢島駅を結ぶ23.0kmの鉄道路線が由利高原鉄道鳥海山ろく線です。かつては国鉄の矢島線でしたが、昭和60年(1985年)に経営が由利高原鉄道に移管されました。愛称は由利鉄(ゆりてつ)です。
そんなゆりてつの鮎川駅の近くに、2018年7月に「鳥海山 木のおもちゃ美術館」が開館します。その開館に向けて鮎川駅の整備をし、さらにおもちゃ列車も走らせようという動きもあるようです。このプロジェクトを支援するためのにクラウドファンディングがスタートしました。
鮎川駅周辺を整備して「おもちゃ駅」とし、さらに由利高原鉄道が車両を提供して由利本荘市が列車を改装して「おもちゃ列車」を走らせるというプランです。「おもちゃ列車」の乗って「おもちゃ駅」を経て「おもちゃ美術館」を楽しむ!という流れですね。
こちらが現在の鮎川駅です。
新しい鮎川駅のイメージがこちらです。
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「鳥海山 木のおもちゃ美術館」は廃校となった「旧鮎川小学校」の校舎が用いられます。
この昔懐かしい木造校舎が改装されて、木のぬくもりと香りがあふれる美術館となる予定です。
しかし、由利高原鉄道では鮎川駅の改装にかける資金が十分ではありません。そこで今回のクラウドファンディングで広く支援を求めようということになりました。支援した方に「一口駅長」となってもらおうというものです。目標金額は300万円です。2018年3月5日現在で124人の方から142万円を集めているようですがまだ目標には達していません。支援のリターンは以下のものになります。
3000円で感謝状の送付。1万円で「一口駅長」ミニ本荘こけしなど。
3万円で美術館満喫プラン(駅長こけし&おもちゃ美術館無料入館券5名分など)のプレゼント。5万円で鳥海山満喫プラン(駅長こけし&フォレスタ町会宿泊割引券2名分など)。10万円でオリジナルヘッドマークの制作など。
30万円でおもちゃ列車貸し切り堪能プランとなります。
旅が好き、ローカル線が好き、東北が好き、秋田県が好き、由利高原鉄道が好き、鉄道が好き、おもちゃが好き、子供の笑顔を見るのが好きなどという方はぜひ支援してはいかがでしょうか。支援の募集は2018年4月24日までとなっております。詳細はこちらからどうぞ。
→一口駅長募集 おもちゃ美術館へ続く、おもちゃ駅を皆で作ろう!(由利高原鉄道代表取締役社長 春田啓郎) – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
ちなみに、僕自身は一度だけゆりてつに乗りつぶしに行ったことがあります。
一口駅長の支援をして、またゆりてつに乗りに行ってみようかな。
鳥海山 木のおもちゃ美術館についての詳細はこちらから。
→鳥海山 木のおもちゃ美術館|秋田県由利本荘市 旧鮎川小学校
→鳥海山 木のおもちゃ美術館 – Facebookページ
→鳥海山 木のおもちゃ美術館(@chokaisanwtm)さん | Twitter
→鳥海山 木のおもちゃ美術館さん(@chokaisanwtm) • Instagram写真と動画
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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