最近夜眠れていますか?以前に比べて様々な不安を抱えながら生活をしていると、夜になかなか眠れなかったり、夜中に突然目覚めてしまったりなんてこともあるのではないかと思います。そんな時に便利そうな製品、SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドをフィリップス・ジャパンより提供していただき、しばらく使用してみました。これがかなりユニークなものだったのでレポートしたいと思います。
※この記事はフィリップス・ジャパンの依頼による記事広告です。
SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドとは
今回紹介するのはSmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドです。
人は寝ている時にはレム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠(ノンレム睡眠)という状態を繰り返しています。このヘッドバンドを装着して眠ることにより、脳波から睡眠段階を測定します。ノンレム睡眠の状態に入った時に、より深く眠れるようなオーディオトーンを流して、さらに睡眠の質を向上させてくれるのがメインの機能となります。
また、スマートフォンアプリのSleepMapperと連携することで、睡眠の質をグラフ化したり、スコアとして表現したりしてくれます。
自分の睡眠がどのようなものなのかわかりやすくビジュアルとして示してくれるので、普段自分ではわからない寝ている状態の自分を分析することができるユニークな製品なのですよ。
ヘッドバンドのサイズは2種類あります。
・Mサイズ 頭囲51~60cm
・Lサイズ 頭囲60~66cm
僕の頭囲はジャスト60cmでした。MとLのどちらでもよさそうですが、60cmの場合はLサイズがお勧めされています。なので、僕はLサイズのものを使用しました。
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スマートフォンアプリのSleepMapperと連携
実際に使い始める前にスマートフォンアプリのSleepMapperをインストールしましょう。
・SleepMapper – Google Play のアプリ
・「SleepMapper」をApp Storeで
次にヘッドバンドとアプリを同期させます。その手順は次の通りです。
・ヘッドバンドを充電するためにmicroUSBケーブルに接続
・スマホのSleepMapperを起動
・アプリに表示される案内に沿ってセットアップ
これだけです。難しいことは全くありませんでした。ただし、ヘッドバンドを充電する時にはPCと接続しないようにしてください。ヘッドバンドに不具合が生じる可能性があるそうです。
具体的な使用方法
それでは寝る準備に入りましょう。まずは付属品のセンサーを用意してください。
これをひとつ取り外して右耳の後ろに貼り付けます。
この際、髪の毛を挟まないように注意してくださいね。
次にヘッドバンドを頭につけて、ヘッドバンドから出ているコネクタをこのセンサーにパチっと接続します。
最終的なヘッドバンドの接続状態はこんな感じになります。
耳が覆われるようになっています。ちょうど耳の上にスピーカーが来るようにします。スピーカー自体もバンドの中で可動するので、自分でちょうどいい位置になるように調整してください。
額部分のバンドの裏側にもセンサーがあります。その上の頭の上にあるちょっと大きめのバンド内部が本体でしょうね。
このヘッドバンドは可動式ですので大きさの調節ができます。ラッキーなことに、箱から出した状態で僕にとってはジャストサイズでした。きつかったら眠るのに悪影響となりますし、緩かったら寝ている最中に外れてしまう可能性があります。
ヘッドバンドの装着と調整がうまくいったら、眠りましょう。本体部分に電源ボタンがあります。ここを1秒くらい押すと耳の上のスピーカーから小さなビープ音が聞こえます。これが睡眠の測定が始まった合図です。
あとは普段通り寝るだけです。
起床したらアプリと同期
朝目覚めたら、ヘッドセットと耳の後ろのセンサーを外します。外したヘッドセットは充電しましょう。その間にスマートフォンのSleepMapperを起動します。これで自動的に同期してくれます。超簡単です。
いいスコアの例
同期が完了したらデータを見てみましょう。まずはいいスコアの例からです。測定開始初日にいきなり100点が出ました。
この画面の下の方に行くと、細かい点数が出ています。
・眠っている時間 6時間22分 80
・減点 -9
・睡眠ブースト 9分 +29
さらに細かく睡眠の分析もしてくれます。
・睡眠時間
眠っている時間に応じて点数が高くなりますが、夜中に目覚めた回数で減点されます。1回目覚めると-2です。ここでは寝ている時間は80点ですが、1回目覚めたので-2となり、合計78点です。
・睡眠ルーティン
予めアプリ上で就寝時刻と起床時刻を自分で設定しておきます。僕の場合23:30就寝、6:00起床です。それぞれの時間から60分ずれると減点されます。
眠りに落ちるまでに要する時間も60分以上になると減点されます。
僕の場合7分で眠りに落ちていますね。これは脳波の測定により導き出さた時間です。僕はいつもすぐに寝ることができると思っていましたが、脳波上ではそれが証明されました。
・睡眠段階
ここでは深い睡眠とレム睡眠の時間が表示されます。
深い睡眠が良質な睡眠を導く重要な要素となります。年齢によってその必要な長さが変化します。
30歳未満 86分
30~59 72分
60歳以上 40分
この時間を下回ると減点されます。僕は46歳なので72分必要なのですが、55分しかありません。そのため-7の減点となりました。
レム睡眠も年齢により時間が設定されています。
40歳未満 75分
40~59 70分
60歳以上 55分
僕は1時間45分だったので減点はありません。
・睡眠ブースト
ここがこのヘッドバンドの肝となる部分です。深い睡眠に入った時にスピーカーから耳元に柔らかなオーディオトーンが流れます。これが深い睡眠により導いてくれます。この音はもちろん意識されることはありません。どれだけ深い睡眠が改善されたかのスコアがここに示されます。
0~9ポイント 最大7%の改善
10~19ポイント 最大10%の改善
20~30ポイント 最大18%の改善
僕は+29なので、かなりブーストされているのでしょうね。
以上の4つのポイントを合計したものが総合睡眠スコアとなります。ここでは100点でした。最後の睡眠ブーストによってかなり睡眠が改善されたのでしょうね。
また、睡眠をグラフ化してもくれます。
深い睡眠は前半にあることがわかりますね。しかし、ここではかなり細分化されてしまっています。ちょっと気になるところではあります。
悪いスコアの例
次は一番悪いスコアの例を見てみましょう。
76点です。睡眠段階で大幅な減点となっていました。
実は深い睡眠が14分しかありませんでした。睡眠ブーストはされていますがたった4分です。ぐっすり眠れていなかったのでしょうね。
iPhoneのヘルスケアとデータ共有
このSleepMapperはiPhoneのヘルスケアとデータの同期ができることに後から気が付きました。
詳細→外部データ(Apple Health)→外部データの共有をオン
これでOKです。ヘルスケアアプリ上では例えば次のように表示されます。
ヘルスケアで歩数などの日常の健康を管理している方にとってはとても便利な機能だと思いますよ。
よかった点、悪かった点
それではSmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドを使ってよかった点、悪かった点をまとめてみます。
・よかった点
毎日データが蓄積されるのが楽しい!
ヘッドバンドとアプリの同期が簡単
高い睡眠スコアが出ると嬉しい
規則的な睡眠をしようとする意識が高まる
・悪かった点
硬い枕を使っていると横向きに寝た時に耳がちょっと痛い
使っていない時に置く場所に困った
付属のセンサーの数が少ない
まとめ
先程のよかった点でも挙げましたが、とにかくデータが貯まっていくのがむちゃくちゃ楽しいです。睡眠の記録ってなかなか難しいとは思うのですが、それを全て自動で録ってくれます。こうやって数字が並ぶだけでもわくわくしませんか。
実はこの数字って自分の体調とリンクしているのがすごくよくわかるのです。9日以降あまりよくないのは、たしかに体調を崩していたからなのです。睡眠データからもそれがわかるものなのですね。自分の睡眠を可視化することで睡眠の質を高めようという気持ちが出てきます。それがさらに健康にも繋がるという利点もありますね。気になる方はぜひ公式ページをチェックしてくださいね。
・睡眠の質は、コントロールする時代へ。SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド Philips
Amazonにも販売ページがありますよ。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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