JR東日本から「ツーデーパス」というなかなか魅力的な切符が発売されることが発表されました。
ツーデーパスは下のフリーエリア内の普通車自由席が連続する2日間乗り降り自由となり、別に特急券を購入すれば新幹線(東海道新幹線を除く)や特急も利用できるそうです。
青春18きっぷと似たような感じもしますが、異なる点は以下のものです。
・連続する2日間有効(18きっぷは5日分普通車自由席乗り降り自由)
・フリーエリアはJR東日本の一部(18きっぷは全国のJRを利用可)
・会津鉄道、上田電鉄、鹿島臨海鉄道、富士急行、北越急行、東京湾フェリー、京急バスなどが利用可(18きっぷでは利用不可)
・学割、子供料金もあり(18きっぷは均一料金)
JR東日本の一部に限定はされているものの、中距離の乗車での1泊旅行をする際には便利かもしれません。
18きっぷで5枚を使い切るのは難しいという人でもこれなら安心して購入できると思います。
このツーデーパスの利用期間などは以下の通り。
利用期間:平成21年(2009年)7月20日(月)~8月31日(月)、9月5日(土)~6日(日)、12日(土)~13日(日)、19日(土)~23日(水)、26日(土)~27日(日)
発売期間:平成21年(2009年)6月20日(土)~9月26日(土)
有効期間:連続する2日間
発売価格:大人5000円、学生3500円、小児2000円
青春18きっぷが利用できない9月中旬以降もツーデーパスは利用できるのもなかなかいいポイントです。
この切符を使って旅のプランを考えてみました。
1.新潟県十日町市松代の棚田見学
東京から、高崎線、上越線で北上し、ほくほく線でまつだいへと向かいます。雲海が見えるというまつだい芝峠温泉の「雲海」に宿泊し、翌朝雲海と朝日に染まる棚田を見学。
2.会津若松と会津鉄道のお座トロ展望列車
東京から東北本線で郡山へ行き、磐越西線で会津若山へ。そこで白虎隊などの史跡を見学し、宿泊。翌日は翌日は会津鉄道の名物列車、お座トロ展望列車に乗車する。
3.小海線途中下車の旅
行きは東京から中央本線で小淵沢へと西に進む、高原列車である小海線に乗車。清里、野辺山、松原湖などで途中下車を楽しみ、宿泊、翌日は軽井沢へ行きリゾート気分を満喫する。帰りは新幹線料金だけを支払い、新幹線で帰京するという選択肢もあり。
その他、宿泊しないで日帰り旅行を2日間連続でするということも可能ですね。
1日目をフェリーを利用して東京湾1周。
2日目は日光への日帰り旅行など。
利用できる地域は限定されているものの、旅行プランの可能性はたくさんありそうですね。
この夏はきっと18きっぷを購入してあちこち旅に出てくると思うけど、このツーデーパスを使うということも考えてみたいと思います。
JR東日本から発売されるツーデーパスの詳細はこちらから。
→夏・秋のお出かけにおトクなきっ ぷ「ツーデーパス」の発売につい て [PDF/46KB](JR東日本)
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール