朝日新聞出版の「週刊歴史でめぐる鉄道全路線」の第5号を購入しました。
歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2009年 8/9号 [雑誌]
特集は中央本線です。
中央本線は東京から塩尻までの中央東線と塩尻から名古屋までの中央西線の2つの顔を持っています。
東京に住んでいる僕にとって西線の方はあまり馴染みのない路線で、実際に乗車したのも塩尻ー木曽福島間しかありません。
従って西線について新しいことを学ぶことができたらいいなと思って今号を読み進めました。
まずは現在の中央本線について写真付きで説明が入ります。
中央本線は山岳路線なので車窓の変化が激しく、景色を見ているだけでもかなり楽しいことがわかる紹介のされ方をしていました。
かつてスイッチバックや橋梁があった旧線跡も現在でも残っており、そこもきっちり押さえられているのがポイントが高いところです。
そして一番見たかった塩尻から名古屋までの西線ですが、ここについては特に目新しいことがなかったかも。
強いて言えば「寝覚の床」の脇を走る115系の写真が美しかったことくらいかな。
歴史的な記述では、急行アルプス、急行しなの、急行きそ、準急白樺の写真が掲載されているのが興味深いところでした。
特にアルプスの気動車時代なんて見たことがないものだったし、ビュッフェ付きの165系というのも初めて見たものでした。
こういう写真を見ることができるのが本書のいいところだと思っています。
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→歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2009年 8/9号 [雑誌]
第6号は8月4日(火)発売で、特集は磐越西線、只見線、磐越東線です。