昨年あたりから鉄道熱が冷めやりません。
最近では毎日時刻表を眺めて色々な所に脳内旅行に行ったりしているくらいです。
でもそういう妄想は一般の方にはなかなか理解されないところで、数字の羅列の本を見て何が楽しいのか、写真がないのに場所の想像ができるのかなどの疑問が涌いてくることでしょう。
それは実は鉄道に関する知識があれば全く問題ないことなのですよ。
スイッチバック、ループ線、秘境駅などなどちょっとした知識があると鉄道旅がものすごく楽しくなるものです。
そんな知識を得るためにお勧めなのがこの本。
鉄道の達人 (竹書房文庫) 監修・横見 浩彦 |
漫画、アニメ「鉄子の旅」で有名になった横見浩彦さんが監修している「鉄道の達人」」です。
まずは章構成を紹介します。
第1章 一度は行ってみたい秘境駅
第2章 これが新三大車窓だ!
第3章 あこがれの豪華客車で鉄道旅
第4章 酒つき駅弁でほろ酔い旅
第5章 どこまで行ける?SuicaとICOCA
第6章 世界一の時刻表大国日本
以上6章で構成されています。
都会に住んでいると駅といえば駅ビルがある巨大建造物というイメージがありますが、第1章の秘境駅の紹介では、歴史的価値がある木造建築の駅や、皇族の方が使う原宿駅の専用ホーム、そして駅に足湯があるような特色のある駅などがあげられています。
原宿駅に関しては山手線や埼京線に乗っていると謎のホームが代々木駅寄りにあるのに気がつくと思います。
その価値についての解説がされており、なかなかためになりますよ。
駅の足湯と言えばJR中央本線の上諏訪駅が有名で、とくとみも一度行ったことがあります。
わたらせ渓谷鉄道の水沼駅には温泉施設が併設されています。
最近はこういう特色のある駅が増えて観光客の誘致に成功している例もあり、ここで多数紹介されています。
その他の章では有名観光地だけでなく鉄道の駅、車両、駅弁などの見所が紹介されているので、実際の旅行に行く際に見るべきポイント、行くべきポイントが間違いなく増えますよ。
鉄道の知識が増えることはもちろん、日本に関する知識が増えることも確実です。
鉄道は好きだけどあまり知識がないという方、旅行好きの方、脳内旅行が好きな方、鉄道知識の復習をしたい方にお勧めの一冊です。
時刻表と共に読むことをお勧めします。
詳細はこちらから。
→「鉄道の達人」」
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール