世の中の受難を一身に引き受けるピクトさんの物語 内海慶一「ピクトさんの本」

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トイレが掃除中の時は床が濡れているので滑りやすくなっており、注意を喚起するために掃除中の看板には人型の絵が描かれているのを見ることがあると思います。

その人型の絵は床の水に滑ってまさに転ぶ瞬間が描かれているというものです。

このようにして注意喚起のために描かれる絵記号のことをピクトグラムと言います。

最もメジャーなものは非常口の案内でしょうかね。

そして先ほどのように人型の絵のことをピクトさんと呼ぶ人々がいるのです。

日本ピクトさん学会

そんなピクトさんについて面白可笑しくまとめた本を購入しました。


ピクトさんの本

基本的にピクトさんは様々な受難に見舞われます。

トイレで滑ったり、工事現場の上から物が落ちてきたり、車にひかれたり、感電したり。

いつも大変な思いをしている世界中のピクトさんを収集し、みんなで笑おう褒め称えようというのが本書の意図です。

本書に掲載されているピクトはとにかく散々痛い目にあい、人々がそうならないよう身をもってその痛さを僕たちに伝えてくれているのです。

そんなピクトさん達を見ると本当に感謝の念で一杯になってきました。

きっと僕らの安全な生活はピクトさんのおかげなんだろうなと思えるくらいです。

さて、本書で紹介されているピクトさんの分類をここでも載せておきます。

・転倒系
・頭打ち系
・落下系
・かけこみ系
・つまずき系
・感電系
・衝突系
・はさまれ系
・労働系
・黒ピクトさん

世の中には実に様々なピクトさんがいて、活躍してくれていることがよくわかります。

本書を読むと自分でもピクトさんを収集したいという思いが出てきますよ。

また、世界中にピクトさんは存在しているのですが、地域によってピクトさんの個性があることも紹介されていました。

ピクトさん、これはなかなか奥の深い世界ですよ。

ピクトさんの本
内海 慶一
4861005043

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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