日本の異空間探検マガジン「ワンダーJAPAN」の最新号を購入しました。
・ワンダーJAPAN 10 (三才ムック VOL. 228)
今回の特集は「東北ワンダー」で、廃墟マニアには超有名物件である尾去沢鉱山、田老鉱山、松尾鉱山の写真が満載となってます。
「空中の楽園」と言われた松尾鉱山のアパート群にはかつて約1万5000人が暮らしていたのですが、現在では既に誰も住んでおらず完全なる廃墟と化しています。
崩れ落ちた壁、壁の染み、割れたガラスなどの写真を見ると、時の流れの無常さと自然の偉大さを感じさせられます。
また田老鉱山や尾去沢鉱山の巨大産業遺産は圧倒的存在感があり、とてつもなく大きな機器類を見ると東京で生まれ育った僕にとっては全くもって異世界のようなものに見えます。
そんな写真が多数掲載されているので、ワクワクドキドキしながらページをめくりました。
また青森県と秋田県にある珍建築の比較対決も行われており、五能線の木造駅にある巨大土偶に心惹かれました。
この木造駅はこの夏の旅行で通ったことがあったのですが、その時はこんな巨大土偶があるとは知りませんでしたので、うっかりスルーしてしまいました。
途中下車して見ればよかった・・・
また、青函トンネルにある記念館から竜飛海底駅に通じる青函トンネル竜飛斜坑線の「もぐら号」に関する記事もありました。
ここは夏の旅行の時にばっちり動画撮影していた場所だったので、再掲します。
この東北特集以外には、ダム、水門、工場などのニッチな分野の写真がのっており、巨大建造物や面白建築好きにもたまらない1冊に仕上がっています。
かなりお勧めです。