東京都水道局小河内線(水根貨物線)の跡を歩いてみた 氷川渓谷・愛宕山散策コース その2

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9月20日。
氷川渓谷・愛宕山散策コースに入る前にここに寄り道しに行きました。

奥多摩むかしみちの入り口です。
このむかしみちは旧青梅街道で、奥多摩湖まで続く遊歩道になっています。
ここから歩いてほんの数分、右手に狭い階段があって、その上に目的地が見えてきました。

わかりますか?トンネルの入り口があるのが。
慎重に階段を上って行くと、トンネルがドーンと現れます。

これは奥多摩湖の小河内ダム建設のための工事資材を運搬するための作られた東京都水道局小河内線(水根貨物線)の線路です。
廃線跡にも見えますが、現在は休止線という扱いのようです。
しかしこれから先列車が通るというようなことはないだろうと確信できるくらい線路は歪み、自然に還りつつありました。

この日はライトを持参していたのでトンネルの中に入ってみます。
ほんの数十メートル進むと出口が見えてきました。

わずかな時間ですがトンネル内というのはある種異様な雰囲気がするもので、現実世界とは隔絶した異空間のようでした。
トンネルを出てしばらくすると線路が取り払われている部分もあり、線路は継ぎ接ぎ状になっていました。
残念に思いながら視線を先に向けてみると、

何か動くものが見えました。
座敷童子か?

よく見てみると地元の子供達がここで遊んでいただけでした。
こんな場所で子供が元気よく遊んでいるなんて予想もしなかったのでかなりびっくりしました。

後ろを振り返ってみると、先程出てきたトンネルがあります。

こんな鬱蒼とした森の中を貨物列車が走っていたのですね。

トンネルとは逆の方向に歩を進めます。
すると線路脇に畑がありました。

これも鉄道跡地の有効利用策でしょうね。
さらに進んでいくと完全に線路はなくなってしまい、鎖で行く手を阻まれてしまいました。

ちょっと戻って一般道に出て、水根線跡を見上げてみると立派な石垣と橋がありました。

ここを実際に貨物列車が走っているところを見てみたかったです。

このむかしみちは3年前に歩いてきました。
その様子はこちらのレポートをご覧下さい。
奥多摩紅葉散策 その1
水根線の跡もたくさん出てきますよ。

さて、ちょっと寄り道をしてしまいました。
これからこの日の本来の目的である氷川渓谷・愛宕山散策コースを歩いてみることにしましょう。
続きはまた明日。

氷川渓谷・愛宕山散策コースまとめ
ゆる~く奥多摩でハイキングをしてみようと思う 氷川渓谷・愛宕山散策コース その1
東京都水道局小河内線(水根貨物線)の跡を歩いてみた 氷川渓谷・愛宕山散策コース その2←今ここ
氷川渓谷の吊り橋と登計集落 氷川渓谷・愛宕山散策コース その3
愛宕山遊歩道からもえぎの湯へ 氷川渓谷・愛宕山散策コース その4

写真はNikon D90Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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