7月2日。
身延線の旅も甲府駅に到着したことで終わり、せっかくなので甲府駅で下車して町を散策することにしました。
蔦が絡まった建物があったので近づいてみると、それは山梨県庁舎でした。
隣にビルの工事が進んでいましたが、このような歴史を感じさせる建物はぜひ残して欲しいと思います。
大通り脇の歩道部分は自転車道と歩行者道が明確な境目があって、自転車と歩行者に優しい造りになっていました。
この大通りの脇の路地の奥にはこんなスナックがあったり、
駅前の通りには新旧入り交じった豊かな表情がありました。
さて、7月の初めとは言えこの日は早くも夏日。
止まっていても汗が吹き出してくるので、散策も早々に切り上げて喫茶店に入ることにしました。
ダン珈琲店です。
ここではカフェゼリーを注文しました。
内装は新しいのですが、落ち着いた雰囲気で長居したくなってしまうような喫茶店でした。
汗も引いて、再び散歩する気力が出てきたので喫茶店の近くのアーケードのある商店街へ。
ここでは七夕のお祭りが行われていました。
願い事が書かれた短冊が下げられていたり、露店が出ていたりでたくさんの人で賑わっていましたよ。
たっぷりと甲府の町を散策できたので東京に帰ることにしましょう。
18:08、甲府発高尾行き普通列車に乗車。
夕食は僕にとっては珍しい駅弁です。
SUKIYAKI LUNCH、略してSLです。
おにぎり2個という食事でもいいのですが、ボックスシートで食べる駅弁はやたらと美味しく感じますね。
たまには駅弁にするというのもいいかな。
甲府盆地を車窓から眺めながら、この旅を終えたいと思います。
19:38、高尾着。
19:42、高尾発東京行き快速列車に乗車。
20:35、新宿着。
今回はいつもの青春18きっぷを使った普通列車の旅ではなく普通乗車券を使った旅だったので、途中特急列車に乗ったりすることができました。
東京を5:20に出発したから約15時間。
たっぷりと列車と町歩きを楽しむことができました。
途中で写真展の準備が入っていたので、その分観光要素が減りましたが、もしそれがなければ身延山に寄ってみたり、温泉に入ったりもできたでしょう。
この身延線の旅も東京からは十分日帰り旅行圏内だと思いますよ。
身延線の旅まとめ
・東海道本線と身延線を乗り継いで富士宮駅へ 身延線の旅 その1
・水路の町、富士宮を散策する 身延線の旅 その2
・富士宮の大頂寺で井戸ポンプを発見する 身延線の旅 その3
・B級グルメの絶対王者、富士宮焼きそばを堪能する 身延線の旅 その4
・特急ワイドビューふじかわに乗って身延線を完乗する 身延線の旅 その5
・甲府城址からの絶景を眺める 身延線の旅 その6
・甲府散策の途中に喫茶店でひと休み 身延線の旅 その7←今ここ
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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