8月30日。
まずは鶴見線の路線図を確認してみましょう。
地図を見てわかるように、運河沿いの工業地帯を走ります。
では実際に鶴見線に乗車してみましょう。
鶴見駅付近、東海道線と京浜東北線は地平を走りますが、鶴見線は高架を走ります。
しかもだいぶ草生した高架線を。
ここだけ見ると本当にローカル線だなと感じます。
でも周囲には高いビルや民家がいっぱい見えるというギャップも楽しいです。
鶴見駅を出てすぐのところに廃駅跡がありました。
本山前駅という名称だったそうです。
戦中の昭和17年(1942年)に廃止されたとのことですが、いまだにこのようなほぼ完全な形のホーム跡が車内から見られるというのは意外でした。
この廃駅跡を過ぎると京浜東北線や東海道線の線路を跨ぐ鉄橋になります。
下には長大編成の列車がビュンビュン加速して走っていましたが、鶴見線はのんびり鉄橋を渡ります。
国道駅(だと思うけど、もしかしたら違うかも)での対向列車とのすれ違い。
このあたりはまだまだ工業地帯の雰囲気はありませんが、浅野駅付近でこのような風景になりました。
貨物線がずらりと並び、その上にはタンク車がこれまたずらり。
運河を渡る橋からは紛れもない工業地帯が見えます。
だんだん工業地帯を走る鶴見線らしい姿になってきました。
こちらの駅は昭和駅。
その名の通り昭和っぽさが残っています。
昭和駅は終点の扇町駅のひとつ手前の駅で、この頃になると車内はガラガラになっていました。
そして扇町駅に到着。
これで鶴見線の鶴見-扇町間を乗車しましたが、まだ浅野-海芝浦間と安善-大川間の支線に乗ることができていないので、次回以降にその乗車レポートをしていきます。
夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編まとめ
・首都圏の未乗路線に全部乗る旅に出た 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その1
・廃駅跡と工業地帯の鶴見線鶴見駅から扇町駅までの乗車記 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その2←今ここ
・鶴見線扇町駅の3匹のネコたち 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その3
・鶴見線扇町駅でも2匹のネコと出会う 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その4
・駅から一歩も外に出ることのできない鶴見線海芝浦駅 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その5
・夜の鶴見線の安善駅と大川駅を訪問する 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その6
・ガード下に残る昭和の風景-鶴見線国道駅 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その7
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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