駅から一歩も外に出ることのできない鶴見線海芝浦駅 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その5

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8月30日。
鶴見線の鶴見から扇町までは乗ったので、次は浅野から海芝浦までの支線に乗ろうと思います。
鶴見駅方面より右にカーブしながら海芝浦支線のホームに電車が入ってきました。

海芝浦支線の地図を確認しておきましょう。


大きな地図で見る

運河沿いを走る路線ということがわかると思います。
実際の車窓も、

運河と工業地帯。
自然豊かなローカル線も楽しいけど、こういう人工的な風景も楽しいものです。
終点の海芝浦駅に到着です。

ホームにはたくさんの人が列車待ちをしています。
この人々は東芝京浜事業所に勤めている人で、この18時台という時間帯はちょうど退勤時間というわけです。
実は海芝浦駅はこの会社に通勤するための人の駅で、東芝の敷地内に駅が作られているのです。
従って、部外者は駅の外に一歩も出ることができないというなかなか不思議な駅なのです。
その代わりと言っては何ですが、ホームからの眺めはとてもいいものです。

反対側も、

見渡す限り運河、そして工場。
工場萌えな人にとっては堪らない駅でしょうね。

さて、先程駅から東芝関係者以外は一歩も出ることができないと言いましたが、近年この駅を訪れる観光客のために駅に直結している海芝公園が作られました。

公園と言ってもベンチがいくつかあるだけのとても小さなものですが、鶴見線の列車待ちの際に運河を眺めながらボッーと過ごすことができる場所です。

僕もここでしばらくベンチに座って運河を眺めていました。
もう夜ということもあってか、工業地帯とは思えない静けさがここにはあり、波の音、鳥の声などが聞こえてくるとても落ち着く空間でした。
次の列車がやってきました。

これに乗って再び浅野駅に戻ることにします。

海芝浦駅、また来ますよ。
次回は鶴見線の中でも乗り残している安善-大川間の大川支線を紹介します。

夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編まとめ
首都圏の未乗路線に全部乗る旅に出た 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その1
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駅から一歩も外に出ることのできない鶴見線海芝浦駅 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その5←今ここ
夜の鶴見線の安善駅と大川駅を訪問する 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その6
ガード下に残る昭和の風景-鶴見線国道駅 夏の青春18きっぷの旅2011 鶴見線編 その7

写真はNikon D90Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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