3月20日。
ANAと旅マガジン「トラベラーズ」の企画でドイツに行って来ました。
前回はハイデルベルクのBrauhaus Vetterお昼ごはんにシュニッツェルを食べたお話でした。
今回はハイデルベルクの2つのケーブルカーとハイデルベルク城からの眺めについてお伝えします。
ハイデルベルク城へは町から歩いてもそんなに時間はかからないのですが、ケーブルカーでも行けます。
こちらの建物が駅ですね。
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まずは切符を買うわけですが、自動券売機と窓口がありました。
窓口の方は並んでいたのでこちらの自動券売機で買うことにします。
タッチ式のパネルで一番安い12ユーロのものを購入しました。
今回の作戦としてはケーブルカーでハイデルベルク城まで連れて行ってもらって、帰りは歩くというものでした。
一番安いものが片道切符だと思うじゃないですか。
でも、券売機上で一番安かったチケットは希望の片道切符なのではなく、ハイデルベルクカードというものだったのです。
このチケットは2日間有効で、ケーブルカーの往復、路面電車、バス、ハイデルベルク城への入場券、博物館、美術館の割引など、様々な観光スポットへ行くことができるチケットだったのです。
結果としては、あちこち見られて、たくさん乗れてということでかなりお得だったと思います。
ハイデルベルク中央駅の観光案内所でこれを買って、路面電車もこのチケットで乗れば完璧だったのですけどね。
それではケーブルカーに乗りましょう。
このような自動改札を通ります。
ハイデルベルクのケーブルカーは最新式の車両のようです。
かっこいいですねえ。
ケーブルカーが出発すると掘割とトンネルを通るのでそんなに景色はよくはありません。
そしてBERGBAHNEN HEIDELBERG-STATION SCHLOSSで下車します。
駅を出てすぐにハイデルベルク城になります。
ハイデルベルク城の有料区画はまだまだ先で、今回は無料区間からの眺めを楽しむことにします。
その眺めがこちらです。
あいにくの天気で靄がかかっているような感じになっているのが残念ではありますが、この赤い屋根が立ち並ぶ景色を見たかったのですよ。
お昼ごはんを食べる前に立ち寄ったカール・テオドール橋もよく見えます。
街の中心にある一際大きな建物がハイデルベルク聖霊教会です。
下山してから中をちょっとだけ見学させてもらいました。
ただ、閉館1分前だったので、撮影できたのはこれだけ。
外観もみごとだけど、内部も雰囲気ありますよね。
さて、ここからの眺めもいいのだけれど、実はケーブルカーはさらに山の上まで続いているようです。
もう一度ケーブルカーに乗りましょう。
眼下にハイデルベルク聖霊教会を望みながらぐんぐん標高を上げていきます。
程なく終点に到着。
ここでまたケーブルカーに乗り換えです。
今度は先程のものよりも小さな車両ですね。
もちろん12ユーロのハイデルベルクカードで乗ることができますよ。
それでは出発です。
この2つのケーブルカーはいずれも進行方向前側が人気でしたが、実は進行方向後ろのほうがいい眺めです。
できれば後ろに乗った方がいいですよ。
ケーブルカーは上りと下りが同時に走っていて、中間地点ですれ違います。
これが大きな見どころですね。
すれ違いの時にだけ複線になるので、線路の形が面白いですよね。
山の頂上に近づくといよいよラストスパートです。
ちなみにこの勾配は40パーセントだそうです。
パーミルじゃなくてパーセントです!
勾配標は目視で確認はできましたが、撮影はできませんでした。
確かに40%という表記でした。
乗っていて怖くなってくるような急勾配でしたよ。
さて、山の上まで来たものの、雨がぱらついてきました。
下界も雲で何も見えません。
仕方ないので、また2つのケーブルカーを乗り継いでハイデルベルクの町まで降りて行きました。
天気のせいでハイデルベルク城からの眺めはそんなによくはなかったけど、ケーブルカーに2種類乗ることができたのでよしとしましょうかね。
色々な種類の乗り物に乗れるのは楽しいです。
実はこの日の夕方に天気が急によくなったのでまたハイデルベルク城に行ってみたのですよ。
それはまた数日後にお話します。
次回はハイデルベルク大学の学生牢を紹介します。
続く。
本記事は、ANAさん と 旅マガジン「トラベラーズ」の企画にて、ANAさんより一人分の航空機のチケットを提供いただき執筆しております。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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