干潮時に海の中に道が現れるトンボロ現象 静岡県西伊豆町堂ヶ島の瀬浜海岸から三四郎島まで歩いて渡ってきた! #地域ブログ

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静岡県西伊豆町の堂ヶ島では干潮になると海の中に陸地と島を結ぶ道が現れるトンボロ現象が見られます。

西伊豆の旅 2016年9月3日

日本でこのトンボロが見られるのは10箇所あるそうですよ。
トンボロ現象 – Wikipedia

そのうちの1箇所がこの堂ヶ島にありまして、陸地(瀬浜海岸)と三四郎島を結びます。
洞くつめぐり遊覧船とともに観光名所となっております。
いつトンボロ現象が見られるかはこちらが参考になります。
干潮位 潮見表|西伊豆・堂ヶ島「洞くつめぐり遊覧船」-伊豆遊覧船、堂ヶ島マリン、クルーズ 割引 チケット販売

潮位が50cm以下のときにトンボロになって、30cm以下ならば干潮時間の前後1時間半くらいは三四郎島に徒歩で渡ることができるそうです。
堂ヶ島にある飲食店などの施設にはトンボロ現象の潮見表が掲示されているので、それを参考にするのもいいでしょうね。

西伊豆の旅 2016年9月3日

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僕が訪れたのは9月3日のことで、潮高は37cm、干潮の時間は12:25でした。
このトンボロが見られる瀬浜海岸はバスだと最寄りの停留所が「瀬浜」です。
しかし、堂ヶ島の遊覧船乗り場からも十分歩ける距離ですよ。
今回はここから歩いていきます。

西伊豆の旅 2016年9月3日

この写真は堂ヶ島バス停付近です。
ここから740mですから、歩いても余裕ですね。
国道136号線をしばらく歩いていくと、向こうに三四郎島が見えてきました。

西伊豆の旅 2016年9月3日

まだ歩いている人はいませんが何となくトンボロになってきているのがわかります。
ちょっと急ぎ足で歩いていきましょう。
瀬浜海岸に降りるにはこの案内板が目印です。

西伊豆の旅 2016年9月3日

ちょっとわかりにくいのですが、堂ヶ島温泉ホテルの敷地内に浜に通じる坂道があります。
右側が堂ヶ島温泉ホテルで、この道を降りていきます。

西伊豆の旅 2016年9月3日

すると緑のトンネルに出ますが、不安を感じつつもここは勇気を持って下ってください。

西伊豆の旅 2016年9月3日

するとすぐに瀬浜海岸に到着します。
目の前には三四郎島もありますよ。

西伊豆の旅 2016年9月3日

まだ完全なトンボロにはなってはいませんが、何となく道は見えてきています。

西伊豆の旅 2016年9月3日

既に歩いている人もいますね。
ちょっと離れて横から見てみましょうかね。

西伊豆の旅 2016年9月3日

左が瀬浜海岸で右が三四郎島です。
海の上に岩場が見えてきているのがわかることでしょう。
ちなみに、この瀬浜海岸の海は無茶苦茶きれいです。

西伊豆の旅 2016年9月3日

泳いでいる小魚も見えてしまうくらいでした。
そろそろ干潮時間の12:25ですので、三四郎島へと歩いて行く準備をしましょうかね。
ところが!
いつまで待っても海の中に完全なる道は出現しません。
岩は見えているものの、これでは歩いていくのはかなり大変そうです。

西伊豆の旅 2016年9月3日

もしかしたら潮高37cmだと道は完全には出てこないのかもしれません。
仕方がないので、このままゆっくりと歩いていくことにしました。

西伊豆の旅 2016年9月3日

さすがに海の中の岩場は滑りやすいです。
機材を担いでなので慎重に慎重に一歩づつ進んでいきます。
こんな場所だとどこに足を置いたらいいか迷っちゃいます。

西伊豆の旅 2016年9月3日

後ろを振り返ってみると、だいぶ進んできたことがわかります。

西伊豆の旅 2016年9月3日

向こうの建物が堂ヶ島温泉ホテルです。
トンボロビューの部屋がたくさんありそうですね。

この日は青い空が無茶苦茶気持ちがいい一日でした。
海に足を入れながらこの空を眺められるのは最高に幸せでしたね。

西伊豆の旅 2016年9月3日

ようやく三四郎島に上陸することはできましたが、干潮時間はとっくに過ぎているので急いで戻ることにします。

西伊豆の旅 2016年9月3日

三四郎島から瀬浜海岸まで戻ってきて、もう一度トンボロの方を見てみました。

西伊豆の旅 2016年9月3日

徒歩で渡った人たちはみんな急ぎ足でこちらに歩いてきています。
向こうでのんびりしている人たちは左側に見えるボートで来た人たちです。

来たときと同じように堂ヶ島温泉ホテルの脇を通って国道に出ました。
トンボロを俯瞰できるポイントに出たので最後にもう一度見てみます。

西伊豆の旅 2016年9月3日

もうほとんどトンボロはなくなっていますね。
一日のうちにわずかしか見られない、しかも日によってはトンボロになることもないという貴重なこの現象を目の当たりにできたのはラッキーでした。
しかも三四郎島まで行くこともできましたしね。

これから堂ヶ島に行く予定がある方はぜひこのトンボロの時間も確認してください。
タイミングが合ったらトンボロを体感してみてくださいね。
干潮位 潮見表|西伊豆・堂ヶ島「洞くつめぐり遊覧船」-伊豆遊覧船、堂ヶ島マリン、クルーズ 割引 チケット販売

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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