先日茨城県の取手と下館を結ぶ関東鉄道常総線に久々に乗車してきました。ただ、今回は取手からではなく守谷から下館間を往復で乗車してきましたので、そのレポートをしたいと思います。
都内から意外に近い関東鉄道常総線
僕は東京都の荒川区に住んでいます。そこから関東鉄道常総線に乗るためには、北千住に出て、つくばエクスプレスに乗り換えて守谷駅に行くというプランが最速になります。では、北千住から守山ではどれくらいの時間がかかるのでしょうか。快速列車だと21分です。
21分!
守谷駅も茨城県ですから、北千住からだとたったそれだけで東京から茨城に行けちゃうのですよ。ちなみに、21分という時間ですが、山手線で新宿駅から日暮里駅まで乗車した時間と同じです。
Sponsored Link
常総線のお得なきっぷ
常総線に乗車する時、乗下車を繰り返すのであれば1日フリーきっぷがお得です。今回もこれを利用しました。
1500円というお値段で、1日のみ何度でも乗り降りすることがだできます。ただし、利用可能日は土日祝日、11月13日(茨城県民の日)、12月29日から1月3日の年末年始のみとなっているので要注意です。平日にふらっと行っても使用できませんよ。ちなみに、取手から下館までの片道運賃が1510円なので、それを考慮するとこの一日フリーきっぷのお得感がわかるかと思います。
その他にも常総線学生夏休み一日フリーきっぷ、竜ヶ崎線の竜鉄コロッケ☆フリーきっぷなどがあります。詳細はこちらから。
→おトクなきっぷ|鉄道情報|関東鉄道
守谷から水海道へ
まず最初の乗車区間は守谷から水海道です。乗った車両はこちら。
1両のディーゼルカーです(水海道駅で撮影)。守谷駅まではつくばエクスプレスでかっ飛ばしてきたので、こののんびり感とのギャップはかなり大きいです。とは言うものの、取手から水海道までは複線なので、そこまでローカル感はないですね。
ただ、常総線は非電化路線なので架線がありません。その分空が広く感じました。
座席はロングシートなので、車両の先頭か後方で立って景色を眺めるのが個人的にお勧めですね。先頭だと運転士さんの細かい動きも見ることができますよ。
水海道で下車してみたら、構内踏切がありました。
都内でもまだ残っている場所がありますが、最近はどんどん減ってきていますね。こんなところにもローカル線の趣を感じました。
水海道から下妻へ
次は水海道から下妻への乗車です。今度はカラーリングが異なる車両でした。
水海道から終点の下館までは単線区間です。
よりローカル線らしい眺めになってきましたよ。
「下妻物語」の舞台になもなった下妻駅
下妻と言えば「下妻物語」が思い浮かぶ方はきっと多いことでしょう。主演の深田恭子さんのロリータ姿は強烈でした。映画の撮影でこの下妻駅も使用されたそうです。
この待合室も映画のシーンに登場しています。
通常のベンチの配置と映画は異なるということを下妻市の職員の方が嬉々として説明してくれました(笑)ホームの駅名標も映画とは位置が異なるそうです。
映画をちゃんと見て聖地巡礼をしたくなってきました。
そうそう、下妻駅では硬券の入場券も販売されているので、お土産にいかがでしょうか?
大宝から下館へ
下妻から大宝までは車で移動したので、今度は大宝駅から乗車します。無人駅です。
読み方は「だいほう」です。ホーム上にぽつんと待合室があるのが印象的でした。
お約束のミラーを使った自撮りもしてみました(笑)
下館から守谷へ
最後の乗車は下館駅からつくばエクスプレスの乗換駅である守山までです。すっかり夜になってしまいました。
まとめ
今回は茨城県の取手と下館を結ぶ関東鉄道常総線の守谷から下館間を乗車しました。なぜ乗ったかと言いますと、常総市、下妻市、筑西市の3市でラーメンを3杯食べるというブロガーツアーに参加したからです。
→関東鉄道常総線に乗って茨城県の常総市、下妻市、筑西市の美味しいラーメンを巡るブロガーツアーに参加してきた! #こでらん麺常総線ツアー #常総線北側3市沿線PRブロガーツアー | とくとみぶろぐ
ローカル線に乗ってラーメンを食べ歩くというかなり過酷なツアーではありましたが、常総線沿線の観光も少しはできました。今回は見に行けなかったけど、魅力的な場所はまだまだたくさんあるはずなので、今度は個人的に常総線できままな途中下車の旅をしてみたいと思っています。
参考リンク
・鉄道情報|関東鉄道|地域のふれあいパートナー
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール