茨城県下妻市に大宝元年(701年)に創建されたという大宝八幡宮があります。先日そちらを案内していただき、参拝してきましたのでレポートします。
大宝八幡宮の場所
大宝八幡宮は関東鉄道常総線の大宝駅から徒歩ですぐのところにあります。
かつてここには大宝城というお城もあったそうです。大宝駅からだと敵返坂を上った高台の上です。こういうところならお城があったのも頷けるなと感じますよ。ちなみに、1343年に落城ということなので、かなり昔のお話ですね。
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境内に入ってみよう
大宝八幡宮の参道には一の鳥居から三の鳥居まで3つの鳥居があります。今回はこちらの三の鳥居から入りました。
本来ならば一の鳥居からゆっくり参道を歩きたいところではありますが、時間の都合上三の鳥居からとなりました。
境内を入ってすぐ右手にゑびすやがあります。
お土産やお団子などが販売されていますが、ここのラーメンも隠れた名品なのだそうですよ。お腹に余裕があれば食べてみたかったな。
ゑびすやの正面には土俵があります。
かなり立派な造りなので驚かされますよ。
それでは、随神門をくぐって、さらに内部に入っていきましょう。
手水舎にカッパ
まずは手水舎に行ってみると、説明書きの絵がちょっと萌系?もしくは下妻物語?
この時点で伝統的な神社なのに何かがおかしいぞという感覚が出てきました。その思いを決定的なものにしたのはこのカッパです。
なぜカッパ!いや、好きなのですよ、こういう緊張と弛緩というか、伝統と革新というか、場違いで風変わりなものが。水場だからカッパがいることは自然なことかもしれないけど(そんなことない)、やっぱり神社にカッパ、しかもかわいいカッパは不釣り合いですかね。だからこそ僕は注目したわけですけどね。
蝉鐘楼
次に目についたのは鐘です。
神社なのに鐘!こちらは蝉鐘楼と言いまして、埼玉県岩槻市の平林寺あったものを天正1年(1573)に多賀谷氏が戦利品として持ち帰ってきたものなのだそうです。現在本物は県指定有形文化財として宝蔵されているので、ここにあるのはレプリカです。蝉鐘楼は場違いではあるけれども歴史があるものですね。
重軽石
この石も面白いものでした。
重軽石というもので、最初にお参りをした後にこの意志を持って軽く感じれば願いが叶い、重く感じればさらに願いを込めるのだそうです。
拝殿
それではいよいよ拝殿で参拝です。
実はここでも心の琴線に触れるものがあったのですよ。それがこれ。
メカゴジラならぬメカ狛犬?これが拝殿前にデーンといるのですから、ほんと大宝八幡宮は不思議な神社です。
あ、ここはその名の通り金運にご利益があるのですかね。
宝くじが当たるようにという願いが書かれた石がたくさん奉納されていました。
本殿
拝殿の右手に歴史とあじさい道があります。
この先で本殿をちらっと見ることができます。
大宝八幡宮フォトギャラリー
何だか今まではちょっと変わった神社というような見方をしましたが、本当はきちんとした神社なのですよ。そちらが基本形です。何枚か真面目な写真も紹介します。
まとめ
茨城県下妻市にある大宝八幡宮は初詣となると大変な人出となるそうです。それだけ人々からの信頼を得ている神社なのでしょうね。そんな場所にちょっと変わったものがあったりするギャップが僕は面白いと感じました。今回は本当に短い時間の滞在だったので、今度はじっくり境内を歩いてもっとたくさんの面白いものを発見してみたいですね。
大宝神社
茨城県下妻市大宝667
0296-44-3756
→関東最古の八幡宮・茨城の神社 初詣・お祓い・ご祈祷 大宝八幡宮:茨城県下妻市
※この記事は「茨城のローカル線 関東鉄道常総線でゆく こでらんめぇラーメン&沿線の魅力紹介ブロガーツアー」での取材をもとに作成しています。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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