青森旅行3日目は津軽半島の先端に行くことが一番の目的となります。
NikonのD40xを持って写真を撮りつつ歩いてきました。
弘前駅から奥羽本線で青森駅に出て、津軽線に乗り換えて三厩まで行くのですが、単純に弘前→三厩の切符を買うと営業キロが100キロ未満なので、途中下車ができないのですよ。
計画では乗り換えのために時間がかなりできるので、途中下車ができないと駅の外に出ることはできません。
そこで片道が100キロ超えるように切符はお弘前から秋田方面の2つ手前の駅、大鰐温泉から三厩までの往復切符を購入しました。
これで途中下車し放題です。
まずは弘前発10:02の青森行きの鈍行列車に乗り、青森着10:51。
ここで津軽線に乗り換えです。
イメージでは電化されていないローカル線というものがあったのですが、電車でした。
701系の電車です。
これで途中の蟹田まで行きます。
蟹田までは津軽海峡が右手によく見えるのです。
でも車内の座席は通勤型なので車窓を見るには向いていません。
電車だしローカル線という気分はほとんどないですね。
でも向こうの列車は全てが自動ドアではなく、ドアの開け閉めは乗客が自分でやるシステム。
外側にも内側にもこんなボタンがついています。
開ける時はいいけど、閉める時にボタンを忘れがちなので注意です。
蟹田駅に11:35到着です。
小さい駅です。
駅前にも特に何かがあるというわけではありません。
でも駅のトイレは男女別で水洗式ですよ。
待ち時間の間に安心してトイレに行くことができます。
津軽線で電車が走っているのはこの蟹田駅までです(正確には新中小国信号場までなのですが、乗客がそこを意識することはまずないでしょう)。
ここからは非電化区間になるので気動車の登場です。
キハ40系です。
ローカル線と言えば原色のオレンジ気動車なんだけど、そんな贅沢を言ってはいけません。
車両は見ての通り窓が開いています。
なぜならクーラーがついていないからです。
でも窓が開いていれば風が入ってきて気持ちいいので問題なしです。
窓を開けて列車に乗るのも久しぶりなのでかなりテンションがあがりますよ。
車両のサイドにある行き先表示板にも味があります。
これ欲しいな。
1万円くらいだったら迷わず買いです。
車内はこんな感じ。
中吊り広告は東京ディズニーリゾートのものです。
ここまで広告を出しているんですね。
あ、列車内のお客さんはものすごく少なかったです。
ボックス席を占領して向こうの席に足を伸ばして座りました。
こういう座り方はめったにできないから、かなり好き。
蟹田発11:35。
蟹田から三厩までは割りと内陸部を走ります。
森の中をずんずん突き進む感じです。
でも三厩に近づくにつれてまた津軽海峡が見えてきました。
写真を小さくしちゃったから分かりづらいけれども、本当に小さく津軽海峡が見えています。
12:37、三厩到着です。
ホームには屋根すらありません。
ただただ青い空があるのみ。
三厩は津軽線の終着駅で、この駅の先の線路はどうなっているかというと、こうなっています。
奥のほうに車庫があるのがわかるでしょうか。
もちろんその先はありません。
いかにも終着駅という感じがしますよね。
駅舎はこれです。
ローカル線の駅舎はこういうタイプが多いですね。
そして駅前大通り。
はい、何もありません。
真ん中奥にあるのが駅舎ですよ。
ここから5分程歩くとすぐに海に出ます。
青い空に青い海。
前日まで緑の中にいたのと比べて目の前に広がる色使いが全く異なります。
こういうのも夏っぽくていいですね。
さて、ここからは三厩駅周辺を散策して、それからバスで竜飛岬へと向かうことになります。
それはまた後日。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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