先日京成電鉄の寛永寺坂駅跡の内部を撮影した様子が報道されました。
→京成電鉄寛永寺坂駅:63年前廃止、駅舎など奇跡的に現存 – 毎日新聞
寛永寺坂駅は昭和8年(1933年)に開設され、昭和28年(1953年)に廃止となった駅です。
博物館動物園と日暮里の間にあり、日暮里方面から上野方面に行くときのトンネルに入ったすぐのところにありました。
「ありました」などと言っていますが、昭和48年(1973年)生まれの僕はその現役時代をもちろん見ていません。
しかし、今でも駅舎跡は誰でも見ることはできます。
現在は工事が入るためか柵で覆われています。
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しかし、正面から、さらに柵の一部も透明になっているので内部を公道から見ることができます。
近づいてみるとこんな感じに見えます。
この建物が駅舎だったわけですね。
看板には台東倉庫株式会社と書かれています。
この会社が京成から賃貸されていたものが、昨年末にこの倉庫会社がここから退去したことで京成に戻ったそうです。
これからここがどのような姿になるのかまだわからないそうなので、今日(2月10日)に見に行ってきました。
建物に近づくことはできませんが、まだこのように見ることができるのはありがたかったです。
実は僕は寛永寺坂駅跡のすぐ近くにある寛永寺幼稚園と上野中学校に通っていましたので、世が世ならこの駅を利用していたかもしれません。
一度自分の目で内部を見てみたいですが、それは叶わぬ夢でしょうね。
こうして外から見るだけで満足だと自分に言い聞かせます。
実は寛永寺坂駅のホームは今でも京成の車内から見えますので、上野の山のトンネルに入ったすぐのところでは外を注意深く見て下さいね。
寛永寺坂駅跡はここらへんです。
写真はNikon D610+Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SLII N Aspherical、Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED及びVoigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLII N Ai-Sで撮影し、市川ソフトラボラトリー SILKYPIX Developer Studio Pro6で現像しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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