2016年12月にチェコに行き、いくつかのユネスコの世界遺産を見学してきました。
その中でもゆったりとした空気と自然と建物の調和の美しさが際立ったのがレドニツェ=ヴァルチツェ地区です。
レドニツェ=ヴァルチツェ地区とは
モラヴィア地方のレドニツェとヴァルチツェの2つの街を合わせてレドニツェ=ヴァルチツェ地区と言うそうです。
この地区にある建物や自然が合わせてユネスコの世界遺産に登録されています。
今回の旅ではこの地区内にあるレドニツェ城をメインに見学してきました。
レドニツェ城の見学
こちらがレドニツェ城です!
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人と比較するとお城の大きさがわかるかと思います。
外観を眺めるだけでもつ「おおお」という声が出てきてしまう豪華さです。
ヨーロッパのお城というイメージ通りの外観で、しばしゆっくり眺めていたくなります。
レドニツェ城の内部
お城の中に入ると廊下の両サイドにずらりと鹿の角が並びます。
これは狩猟した鹿なのでしょうね。
これだけ立派な角だとなかなか壮観です。
よく見ると仕留めた人の名前も記されているのですよ。
この吹き抜けのは部屋もかなり豪華です。
階段を上った先には歴代領主の肖像画がありますね。
さらに先に進んでいくと次から次へと素敵なものが溢れ出てきます。
このような豪華なものに囲まれた生活というのはなかなか想像できませんが、毎日が美術館にいるかのようですよね。
こちらはリビングでしょうかね。
隣の部屋には本棚があって、中の本を手にとってみたくなります。
中にあるのはきっと古い本でしょう。
部屋の中にあるひとつひとつのものがみんな輝いているので、ついこんな写真も撮りたくなります(笑)
さあ、次の部屋に行きましょう。
レドニツェ城の青の間
次の部屋は青の間と呼ばれている場所です。
壁紙や椅子が全て青なんですよ。
この早で注目すべきなのは右側にある椅子と左側にある鏡の関係性です。
一緒にチェコへ行ったメンバーもみんな椅子のところで撮影をしています。
一体何をしているのかと言いますと、実は椅子に座ると正面の鏡に椅子の背後にある絵画が映り込むのですよ。
椅子と絵画の位置関係を見てみましょう。
椅子に座るとこの絵を直接見ることはできないけど、鏡越しに見ることができたというわけですね。
なぜこのような配置にしたかた言いますと、この絵に描かれた女性を領主が見るのに嫉妬した妻が絵を椅子の背後にかけ直したのだそうです。
しかし、領主は絵を見ることができないのは辛いので正面に鏡を置いて、鏡越しに見るようにしたというのがこの部屋の秘密です。
青い世界もなかなか幻想的ですが、こんなストーリーもあるというのもぜひ知っておきたいポイントです。
レドニツェ城の庭園
次は城から出て庭園を散策してみます。
青空が出ている天気だったので、爽やかな空気の中をのんびり歩くことができました。
庭園内を流れる川のクルーズもあるそうですが、冬はおやすみです。
その代わりと言っては何ですが、川沿いを歩いてみました。
対岸に先程までいたレドニツェ城が見えます。
ここをてくてくと犬の散歩をしている人もいました。
どうやらこの庭園は自由に歩いてもいいみたいです。
ここでは参加ブロガーもめいめいに撮影を楽しんでいましたね。
カモに餌をやっているおばさんもいました。
本当に自由な庭園です。
まとめ
ここではレドニツェ城内の見学と庭園散策についてレポートしました。
古き伝統が残るお城と自由な庭園の組み合わせがなかなかユニークでしたね。
今回はユネスコ登録となっているレドニツェ=ヴァルチツェ地区の一部であるレドニツェ城しか見ることができなかったけど、時間が許せば数日間滞在して、地域全体をのんびりと歩いてみたいですね。
レドニツェ=ヴァルチツェ地区についてはこちらから。
→Czech Republic – レドニツェ=ヴァルチツェ地区
レドニツェ城についてはこちらから。
→Czech Republic – レドニツェ城館
とくとみぶろぐのチェコに関する記事はこちらにまとめてあります。
→とくとみぶろぐのチェコの旅についての記事まとめページ
この記事はチェコ政府観光局とLinkトラベラーズの企画に参加して作成されたものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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