とくとみぶろぐ

徳富政樹の育児、旅、写真、ガジェット、スイーツのブログ

ロリータとヤンキーのど真ん中な青春小説が心地良い読後感をもたらす「下妻物語」

スポンサーリンク

先日茨城県の下妻市に行く機会がありました。
→→関東鉄道常総線に乗って茨城県の常総市、下妻市、筑西市の美味しいラーメンを巡るブロガーツアーに参加してきた! #こでらん麺常総線ツアー #常総線北側3市沿線PRブロガーツアー | とくとみぶろぐ

関東鉄道常総線の下妻駅を見学した時に、そこが「下妻物語」の舞台となったことを知りました。タイトルは知っていたけれどもどんな作品なのかはよくわかっていなかったので、小説を購入して読んでみることにしました。

下妻物語

この作品でロリータとヤンキーという僕にとってほとんど身近ではない2つの文化について大いに勉強になりましたね。ロリータ服のパーツ名(?)やかわいさの秘密がこれでもかというくらい詳しく描写されており、もし自分が女性だったら着てみたいと思わせてくれました。ヤンキー服は着なくてもいいや(笑)

そんな全く対照的とも行っていいロリータとヤンキーが奇妙な友情を育んでいく様子は青春小説のど真ん中、王道を歩んでいます。冷めた目線と熱い視線が交錯しそうで、平行線という面白さもあります。とにかくメインキャラ2人のキャラクターが全く違うのが面白みを倍増していますね。

僕が好きな茨城県の描写が多いのも物語に引き込ませてくれました。下妻市ってまだちゃんと歩いたことないけれども、実際に歩きながら小説の空気感を自分の肌で実感したいです。

また、映画にもなっているので、こちらも今度じっくり見てみようと思っています。

小説は間違いなく面白いので、全力でお勧めしますよ。

下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん (小学館文庫)
by カエレバ

 

ぜひシェアしてください!