諏訪市湖畔公園に保存展示されている蒸気機関車のD51824 #諏訪の国公式アンバサダー

長野県諏訪市の上諏訪温泉に宿泊する際に、鉄道ファンならばぜひとも訪れるべきスポットを紹介します。それが諏訪市湖畔公園で保存されている蒸気機関車のD51です。

諏訪市湖畔公園の場所

諏訪市湖畔公園は諏訪湖沿いに2.5kmもの範囲となる公園です。足湯、間欠泉センター、遊覧船乗り場などの観光施設があります。地図で場所を確認してみましょう。

上諏訪温泉の温泉旅館から諏訪湖方面を眺めたら、まずこの湖畔公園が目に入ります。

湖畔公園のD51の場所

そんな湖畔公園の最も南側に今回紹介するD51があります。地図を見てみましょう。

有名所の温泉旅館からはちょっと距離がありますね。

D51824の勇姿

それではじっくりと蒸気機関車のD51の勇姿を見ていきましょう。

腕木式信号機とセットで保存展示されています。D51にはちゃんと屋根がありますね。ここらへんでも冬場は雪が積もりますので、完全野ざらしでは保存状態に悪影響があることでしょう。この屋根のおかげからか、保存状態は結構いいように見受けられました。

うん、かっこいい。正面に掲げられているナンバープレートも光り輝いています。

このD51の824号機は昭和24年から昭和39年まで上諏訪機関区に配属され、中央本線と篠ノ井線で活躍したそうです。その後、松本、長野両機関区に転属されて、昭和45年に廃車となりました。その直後から諏訪湖畔に保存展示されるようになったそうです。既に動かなくなって約50年ですが、今にも動き出しそうな雰囲気があります。

そのように感じるのはやっぱりしっかり手入れをされているからでしょうね。

D51の中にも入ることができる

このD51ですが、実は外から見学するだけでなく、運転台の中に入ることもできます。このようにちゃんと階段が設置されています。

内部に入るとこれでもかというくらいアナログ機器のオンパレードです。

この巨大な機関車を動かすのはきっと一苦労だったのではないかと思います。ここに座って動かしていたんだろうなと想像すると胸が熱くなってきますね。

まとめ

諏訪湖端に保存展示されているD51824は内部の見学も可能な蒸気機関車です。現在の電車とは異なる重厚さにきっと圧倒されることでしょう。現役時代を知る方も、まだ小さな子どもたちもきっと楽しんで見学できると思いますよ。上諏訪温泉に宿泊した際は、ぜひ諏訪市湖畔公園も散策して、南端部にあるこのD51にも会いに行ってみてください。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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