長野県岡谷市にある諏訪湖を望む絶景の小坂観音院 #諏訪の国公式アンバサダー

長野県岡谷市にある小坂観音院。正式には龍光山 観音院と言います。諏訪湖に面した山の上にあるお寺でして、そこからの眺めが絶景だったのですよ。まさに隠れたビュースポットでしたのでレポートしたいと思います。

小坂観音院の場所

小坂観音院は長野県岡谷市湊4丁目にあります。諏訪湖の南西側ですね。スワンバスの山吉前が最寄りのバス停になります。地図で場所を確認してみましょう。

あじさいで有名な小坂公園のすぐ隣です。お寺は山の上にあります。

写真左上にある森の中に小坂観音院があります。右手に諏訪湖があり、絶好のビュースポットだろうなということがイメージできると思います。

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静かな参道を歩く

それでは小坂観音院に拝観しに行きましょう。こちらの山門から入りました。

今回は山の上の駐車場に車を停めてから参拝をすることにしました。この山門からしてすごくいい雰囲気なのですよ。

西日を浴びたしめ縄が美しすぎました。

山門をくぐると椹（サワラ）並木になります。

ここには六地蔵があります。

厳かな空気に包まれた境内

それでは拝観しましょう。まず目に入るのは鐘撞堂です。

元禄15年（1702年）に建てられました。鐘は昭和24年（1949年）に新調されたものだそうです。

この先に本堂があります。

この本堂は正徳５年(1715年)に建立されたものだそうです。約200年の歴史がある建物ですよ。こちらは本堂の中に入ってお参りするタイプですね。

中にびんずる尊もあります。

この本堂の東側にも門があります。

諏訪湖側から徒歩で山を登ってくるとこの門に出るようです。

本堂があるところから一段高いところに由布姫のお墓があります。

由布姫は武田信玄の側室だった方だそうですよ。

また、なぜかブランコがあったりして、子供の遊び場にもなる境内ということもわかります。

この静かな境内に子供の遊ぶ声が響く様子を想像すると楽しくなってきますね。

諏訪湖を望む見晴らし台

由布姫の供養塔からさらに山の中に入っていくとこんな看板がありました。

「見晴らし台 諏訪の絶景」と書かれていますね。案内に従って先に進んでいくとちょっと心配になっちゃうような作りではありますが、ちゃんと見晴らし台がありました。

ここからの眺めが最高だったのですよ。見てくださいこの絶景。

まさに諏訪湖を一望することができる場所でした。岡谷の湊地区もよく見えますね。

景色の案内板もありますので、どの方向に何があるのかもわかりやすくなっています。

右手から諏訪市、下諏訪町、岡谷市という並びですね。

天然記念物 柏槇

最後にチェックしておきたいのは柏槇です。

「ビャクシン」と読みます。推定樹齢1200年以上、高さは27mもあります。木の半分は落雷のために立ち枯れ状態ですが、もう半分はまだ生き生きとしています。この地でいったいどれだけの人がこの樹を眺めてきたのでしょうね。

まとめ

長野県岡谷市の小坂観音院は諏訪湖を望む静かなお寺です。交通の便がそんなによくないので観光客は訪れにくい場所にあります。レンタカーや諏訪湖一周のレンタサイクルなどを利用する際にふらりと立ち寄るといいかもしれません。これから梅雨の季節になったら、隣の小坂公園の紫陽花と合わせて拝観しに行くといいでしょうね。

小坂観音院
長野県岡谷市湊4-15-22
0266-23-4458
→龍光山 小坂観音院｜長野県岡谷市 諏訪湖に臨む由布姫様ゆかりのパワースポット

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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