今号の雑誌「荷風」がすごい!
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荷風 2008年 09月号 [雑誌] |
毎号「荷風」は僕が知っている懐かしい昭和の風景から、生まれるずっと前の昭和の風景まで興味深い写真と記事が満載なのですが、今後の特集「1964 “東京五輪の頃”を歩く」もおもしろい記事ばかりです。
特集タイトル通り昭和39年前後の東京の街の変化がよくわかります。
巻頭では渋谷、原宿、赤坂の解説がされており、現在のような繁華街、ビジネス街ではなく人々が普通に生活していた街であることがよくわかりました。
ただ過去を懐かしがるのではなく、そこには都市作りのヒントが隠されていると思うのですよ。
おしゃれできれいな町を目指すのではなく、その町が歩んできた歴史と風俗を生かしつつ新たな町を創造していくという方向性を持つことができると個性豊かな町ができるのではないかと思っています。
雑誌「荷風」は町好き、歴史好き、写真好き、そして都市デザインを担う人にもお勧めの雑誌です。
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