鞆の浦での夕暮れと夜景の撮影。そして仙酔島での海ほたるとタヌキとの出会い広島県デスティネーションキャンペーンの旅その14

7月19日。
広島県デスティネーションキャンペーンに参加して2泊3日の広島県をして、今回の旅のキャッチフレーズを「極私的広島百景撮影紀行」広島百景を勝手に選定しちゃおうと思います。

鞆の浦に夕暮れ時がやって来ました。

（極私的広島百景その27）

太陽が沈む方角は山の方だったので空の色の変化があまり見られませんでいたが、その代わり東から南にかけての空の表情がどんどん変わっていきました。
空にはS字型の雲も現れ、港に夕焼け空が反射します。

暗さが増していく空に若干の赤さが垣間見えます。

桟橋から港の水面を眺めてみると、水面の揺らめきと共に夕焼け空の印象も変化していきました。

そして夕焼け空の時間も終わり、港には蒼く静かな時間がやって来ます。

（極私的広島百景その28）

港の反対側に移動するために路地裏を歩いていると格子から漏れてくる明かりが路面に模様を描いていました。

（極私的広島百景その29）

これもいい眺めですね。
港の反対側から先程までいた方向を眺めてみます。

光源が少ない分、街路灯の明かりが幻想的な光景を作り出していました。
そして常夜灯に明かりが灯ります。

（極私的広島百景その30）

鞆の浦が港町として栄えた時からこの常夜灯は夜の港を守ってきたのでしょうね。

ちょっと移動して弁天島も撮影してみました。

（極私的広島百景その31）

まさかライトアップされているとは思ってもいなかったので喜び勇んでシャッターを切りました。

同じ場所から渡船のりばの方向も見てみましょう。

（極私的広島百景その32）

ちょうど船着場に渡船もいますね。
空には明るい月もあって、鞆の浦の町を照らしていました。

夜景撮影も満足したのですが、昼間に渡った仙酔島で海ほたる鑑賞ツアーというものがあることを知りました。
→海ほたる鑑賞ツアー（国民宿舎仙酔島）
20:30からということなのでまた渡船に乗って、ツアーに参加するために仙酔島に行って来ました。

国民宿舎仙酔島のフロントで受付を済ませて、目の前の浜辺に移動。
そこで海ほたるのエサが入った瓶を渡されて、それを海の中に入れます。
しばらく放置してから引き上げて、砂浜に瓶の中身を出してその上をポンポンと軽く叩くと、ボワっと青い光が出てきます。
そもそも海ほたるとは節足動物なのだそうです。
エビやカニの仲間とのことですが、その姿を今まで見たことがありませんでした。
いや、姿は見てはいないけど、ここでは光を見ることができたということですね。
残念ながらうまく撮影はできなかったので、これはぜひ現地でツアーに参加して不思議な光を実際に見ていただきたところです。

この海ほたるの見学会の最中にほんのちょっと離れた所からこちらを見つめる視線がありました。

（極私的広島百景その33）

タヌキです。
人間にかなり近づいてきますが、一定の距離を保ってこちらを観察しているようでした。
仙酔島の入り口には「狸にエサをやらないでください」という案内が出ていましたが、まさかこんなに簡単にタヌキに会えてしまうとは思いもよりませんでした。

タヌキ好きの方はぜひ夜の仙酔島を訪れてみてください。
仙酔島から鞆の浦へ向かう渡船の最終便は21:35だったので海ほたるツアーの後にほんのちょっとタヌキ撮影をする時間もありましたよ。

この日の宿である鞆シーサイドホテルに戻って、温泉にゆっくりとつかって体の疲れを癒しました。
これにて広島デスティネーションキャンペーンの旅初日の模様のレポートは終了となります。
次回からは2日目のレポートになります。

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他のブロガーの方々も広島の旅をレポートしているのでぜひこちらも御覧ください。

写真はNikon D7000+Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8G及びNikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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