東京スカイツリーができて、東京のタワーといえばスカイツリーという感じにはなってきましたが、やっぱり東京タワーを忘れてはいけません。
あの赤い鉄骨で組み上げられたタワーは色褪せることはありません。
先日、この東京タワーに久々に上ってきましたのでそのレポートをしようと思います。
しかも、歩きで上ったのですよ。
東京タワーの1階に展望台へのチケット売り場があります。
そこでチケットを買おうと並び始めようとした時にこんな案内板が目に入りました。
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東京タワーを歩いてのぼる!
約600段の階段で、12~13分程で上れちゃうというのですから、チャレンジしてみましょうかね。
まずは何はともあれ大展望台のチケットを購入します。
大人、900円ですね。
次に北側のフットタウンビルの屋上へと向かいます。
屋上に出ると、タワーのほぼ中心部の真下から上を見上げることができました。
見てください、この造形美。
しばしの間美しい鉄骨を見た後は、徒歩での登り口に向かいましょう。
こんな絵での案内が出ているので、外国人観光客にもわかりやすいですね。
こちらが階段のスタート地点です。
ここでチケットを係の人に見せてから上り始めます。
階段は上り階段と下り階段が別になっているので、歩きやすい構造になっています。
向かって左が上り、右が下りです。
階段は金網に囲まれてはいますが、オープンエアーなので周囲の景色はよく見えます。
中央付近に写っているのは増上寺です。
ただ上っているだけでなく、踊り場ではこんな案内板が出て励ましてもくれます。
上り始めて333段目。
ほぼ中間地点です。
そして上り始めて約10分。
ついに大展望台に到着しました。
写真を撮りながらだったことを差し引くと、真剣に歩くことだけを考えれば健康な成人男性だったら8分くらいでゴールできるかもしれません。
ただ、最後はかなり太ももが張っていましたけどね。
大展望台は地上150mのところにあります。
今では150mと聞いてもあんなまり高くはないんじゃないかと感じますが、こんなに眺望が開けるのですよ。
こちらは六本木方面ですね。
太陽はこの方向に沈みます。
次は増上寺を見下ろします。
ビル街の中で、増上寺はこんなに広い敷地があるのですね。
遠くにレインボーブリッジも見えますよ。
次は北東の方角です。
地味な眺めではありますが、実はよく見ると右側に東京タワー自身の影ができています。
景色を眺めながらぐるっと一周してみました。
次は大展望台内部の様子を見てみましょう。
床にはこんなものがあります。
この床は透明な板になっているので、ここに立つとまるで空中を浮いているかのような感覚になります。
お、神社もありますね。
軟式ボールも展示されていました。
このボールは東京タワーのほぼてっぺんの部分に隠されていたものです。
建設当時の職人さんが何かの記念に隠し入れたのかもしれません。
それが平成24年7月10日に発見されたということで、以来、ここで展示されています。
歩きまわって疲れたら、カフェもありますので飲み物などで休憩することもできます。
イベントスペースもあって、この日はライブが行われていました。
景色を眺めるだけでなく、その他の楽しみも大展望台にはちゃんと用意されているのですね。
そろそろ帰る時間が近くなってきました。
最後に西の空を見て大展望台から下りることにします。
すごい空!
すごい雲!
苦労して約600段の階段を上った苦労がこの景色で報われました。
帰りももちろん階段を下りて行きます。
疲れていたらエレベーターを利用しましょう。
最後に東京タワーを見上げてみます。
建物の中央付近にある四角い部分が今回行った大展望台です。
さらに上の方に丸い部分があるのがわかりますかね。
そこが特別展望台です。
特別展望台に行くには大展望台の900円にプラスして700円かかります。
合計で1600円ということですね。
特別展望台は250mのところにあるので、今回の大展望台とはちょっと違う眺めになるかもしれません(実は僕は行ったことがない)。
今度東京タワーに行く機会があったら、そちらにも行ってみようと思います。
今回紹介したように大展望台には徒歩で行くことができます。
高くなるにつれて少しずつ変化していく東京の景色はなかなか楽しいですよ。
歩きに自信がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
東京タワーについての詳細はこちらから。
→東京タワー TokyoTower オフィシャルホームページ
写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED及びVoigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SLII N Asphericalで撮影し、市川ソフトラボラトリー SILKYPIX Developer Studio Pro6でRAW現像しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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