おむつ交換や授乳が必要な小さな子供と一緒に北陸新幹線を利用する際のお勧め車両は何号車か? #育児

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北陸新幹線を長野県、富山県、石川県への旅行で利用される方はきっと多いでしょう。その際に小さな子供と一緒というケースもあるかと思います。おむつ交換をする場所があるのかは重要ですよね。そこで今回は子連れの際にどの車両に乗るのがいいか考えてみました。トイレ、授乳室、荷物置き場の3つがポイントになると思います。

北陸新幹線 E7系のトイレ

まずはトイレから見ていきましょう。E7系には4つのタイプのトイレがあります。

・男性トイレ

立って使用する小便器のみの狭いスペースです。自分でおしっこができる子供ならば使用できるでしょうが、それなりに揺れるのであまりお勧めはできません。このタイプのトイレがあるのは1、3、5、7、9及びグランクラスの12号車です(グリーン車の11号車には設置なし)。

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・女性トイレ

洋式トイレとおむつ交換台があります。僕は男性なので写真は撮れていません。後述する男女共用のトイレにあるおむつ交換台と同じだと思われます。このタイプのトイレがあるのは1、3、5、9及びグランクラスの12号車です。

・男女共用のトイレ

このマークが目印のトイレです。

北陸新幹線 E7系

女性と男性のアイコンがあります。その下にはおむつ交換台とベビーチェアのマークもありますね。中を見てみましょう。ベビーチェアはこのタイプです。

北陸新幹線 E7系

おむつ交換台は便座の上にあります。

北陸新幹線 E7系

個室はすごく狭いし、足元には便座があるので使いにくいと感じました。このタイプのトイレがあるのは1、3、5、7、9号車です。

・車いす対応トイレ

最後は車いす対応トイレです。入り口の外観がこちらです。

北陸新幹線 E7系

中にはおむつ交換台があります。

北陸新幹線 E7系

こちらは中が広々としていて、足元にも余裕がありますので、男女共用トイレのおむつ交換台よりも圧倒的に使いやすいと思います。このタイプのトイレがあるのは7及びグリーン車の11号車です。12輌編成の中で2ヶ所のみです。

多目的室が授乳時に利用可

電車の中で授乳が必要になった場合には場所に困ってしまいます。ケープを使用してもやっぱり他者の目は気になるものです。そこでお勧めしたいのが多目的室です。

北陸新幹線 E7系

通常は鍵がかかっているので自由に中に入ることはできません。車掌さんに申告して使わせてもらいます。急病の際などに横になることができるスペースがあり、そこを授乳室としても使えるのです。病気じゃないと使えないわけではないので、積極的に利用してください。多目的室があるのは7及びグリーン車の11号車です。

荷物置き場

小さな子供と一緒だと荷物も多くなります。ベビーカーに子供を乗せることもありますよね。そんな大荷物を足元や網棚の上に収納できればいいのですが、実は北陸新幹線のE7系には誰でも利用できる荷物置き場があります。

北陸新幹線 E7系

スーツケースを複数置くことができるくらいのスペースがあります。ここにベビーカーをたたんで置くこともできますね。この荷物置き場があるのは2、4、6、8、10及びグリーン車の11号車です。

子連れの際にお勧めの車両、席は?

以上のようにおむつ交換場所、授乳室、荷物置き場という3つの観点を見ていったわけですが、では小さな子連れでの北陸新幹線利用の場合どの車両に乗るのがいいのでしょうか。まずは車内の案内図を御覧ください。

北陸新幹線 E7系

各設備の場所が示されています。個人的にお勧めしたいのが8号車ですね。この車両には荷物置き場もあるし、隣の車両に行けばおむつ交換台がある広々とした車いす対応トイレがあるし、授乳室にもなる多目的室もあります。トイレがあるのは8号車寄りなので、7号車と8号車ではトイレまでの距離はほぼ変わりませんね。

また、荷物置き場は8号車の一番7号車寄りにあります。荷物をそこに置くならばできるだけ近い席を確保するのがいいでしょう。そうすればおむつ交換台があるトイレにも近くなります。座席番号が若いほうがいいですね。ABCは3人席でDEが2人席です。今回は1歳7ヶ月の子供を含む3人での利用でしたので2人席にしました。具体的には1番Dと1番Eです。長野方面に行く列車の場合、すぐ背後が荷物置き場となります。この席ならば色々と安心感がありますね。3人席を利用したいならば1番A、1番B、1番Cになります。

ちなみに、11号車のグリーン車にも荷物置き場、多目的室、車椅子対応トイレがありまうが、グリーン料金がかかるということでここでの考察からは除外しました。予算に余裕があるならばグリーン車という手もありますね。

まとめ

今回は北陸新幹線のE7系で子連れで乗車する場合にどの車両が便利なのか考えてみました。結論としては広々としたおむつ交換場所がある車椅子対応トイレと授乳室にもなる多目的室がある7号車ではなく、それらに近い隣の8号車を提案しました。8号車には荷物置き場もあるので大荷物の置き場所にも困らないからです。特にベビーカーの置き場所として利用できるのは大きなポイントですね。子連れで北陸新幹線を利用する際はぜひ参考にしてみてください。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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