尾道から渡船に自転車を載せて向島に渡る広島尾道満喫の旅その25

10月29日。
たっぷりと尾道路地裏散歩を楽しんだ後は再びレンタサイクルに乗ります。
午前中に自転車を借りたものの、結局歩くのが楽しくて数時間乗っていませんでした。
向かった先はこちらの向島行きの渡舟乗り場です。

上の写真は午前中に撮影したもので、実際に僕が行ったのはもう夕方になっています。
このシリーズでは何回か向島の話題が出てきていましたが、ようやくここで上陸してみようということになります。
しかも自転車も一緒に船に乗ることができちゃうのですよ。

運賃は大人が100円で、自転車を乗せると10円上乗せされます。
つまり110円ということですね。

こんな感じで船に自転車を乗せて出発をします。
よくテレビや映画で尾道の渡舟に自転車を載せているのを見ていたので、これは絶対にやろうと思っていました。

桟橋を出ると目の前に向島の造船所が見えます。
船はそのすぐ横にある運がを上って行きます。

すぐに向島川の乗り場に到着。

尾道側から乗ってきたお客が降りるとすぐに向島から尾道に行く人々が乗船します。

すぐに船は出発するのでお見送りをしました。

渡船のりばを外から見てみましょう。

実にシンプルな作りで、屋根の下には自転車と原付バイクがたくさん駐輪されていました。
自転車を船に載せないで、ここに置いていく人も多いのですね。
乗り場付近にいたおじさんに「観光する場所なんて何もないよ」と言われましたが、僕にとっては島の日常風景が見られればそれでいいのです。
特別なものじゃなくても普段からそこにあるものに魅力を感じてしまうタイプですからね。
というわけで、向島サイクリングを開始したいと思います。

適当に自転車を走らせていると川にぶつかりました。

こういう夕焼け風景は大好きです。
間もなく日没を迎えそうですので、帰りの渡舟の上からも夕焼け空を見てみたいと思います。
また来た道を戻って先ほどの渡舟に乗るというのでもいいのですが、実は尾道と向島の間には3本の渡舟があるのです。
どうせなら往路とは違う船に乗りたいじゃないですか。
場所はよくわからないけど、適当に走っていれば乗り場に着くだろうと思って前に進むことにします。

大きい通りを走っても面白味がないので、またまた路地裏に入り込んでみると、井戸ポンプ発見。

常夜燈の横に井戸跡発見。

こんな風に適当に走っていたら船着場に着きました。

次回は復路の渡船に乗って尾道に戻ります。

写真はNikon D90+シグマ 30mm F1.4 EX DC デジタル専用 HSM ニコン用で撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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