普段見慣れた景色も、雨が降っていると全然印象が異なることがよくあります。
しかし、雨の日にはなかなかカメラを持って出かけないもので、雨の景色を撮影する機会がこれまであまりありませんでした。
そんなある日、たまたま雨が降っている時にカメラを持って外出することがありました。
今回は雨の日比谷公園の風景をたっぷりと紹介していくことにします。
季節は春です。
4月上旬のまだ桜がなんとか咲いている時期でした。
日比谷公園に入る歩道には水たまりができていて、そこには桜の花びらが落ちていました。
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公園内に入ると、雨に煙る向こうに桜の木が見えます。
花びらには雨粒がついていて、ちょっと重たそうですね。
足元を見ると、大きな葉っぱの上にも桜の花びらが落ちています。
こういうのを見ると桜の季節はもうすぐ終わるんだなと思い始めます。
本来ならばまだまだお花見シーズンなのでしょうが、この雨の中では誰も桜を見ている人はいませんでした。
桜の次はチューリップです。
この日の園内にはたくさんのチューリップの花が咲いていました。
水滴が花びらについていると色っぽさが倍増します。
雨の日にはこれまではカメラを持ち出すことはなかったけど、意外に楽しいです。
傘をさして機材を守りながらの撮影はかなり大変ですけどね(笑)
桜とチューリップ以外にもまだまだたくさんの花が日比谷公園では咲いていました。
緑にほんのり紫が見えるのもいいですね。
深い緑の中のピンクの椿が可憐でした。
花が咲いていなくても園内の風景は味わい深いものがありました。
普段は日向ぼっこをする人が並んでいるのであろうベンチ。
緑のトンネル。
通路の濡れ方と落ち葉の色合いがちょっと秋を思わせます。
誰もいない日比谷公園ってのも、珍しい光景ですよね。
池の畔に出ました。
ピンクの桜の花も見えます。
晴れていればもっときれいなんだろうなと思ってしまいますが、雨の桜というのもそうは撮影できないものです。
桜の木の幹にも花びらが落ちていますね。
雨の日比谷公園のラストカットは、水たまりに落ちた桜の花びらと水紋です。
春の日比谷公園はたくさんの花が咲いていました。
太陽の光をたっぷり浴びた花々もいいけど、雨に濡れてちょっと妖艶さが出ている様子もなかなかよかったです。
こういう景色を見ると、雨の日でも恐れずにカメラを持ちだそうという気になりますね。
写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED及びSIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSMで撮影し、市川ソフトラボラトリー SILKYPIX Developer Studio Pro6でRAW現像しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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