タイのバンコクには三島由紀夫の「暁の寺」で知られているワット・アルンがあります。チャオプラヤー川沿いにそのお寺はあり、夜はライトアップされるのだそうです。そんなワット・アルンを川の対岸から眺めながら食事ができるというレストランがあると聞いたので行ってみることにしました。そこがEat Sight Storyです。
Eat Sight Storyへの行き方
まずは地図を確認しましょう。
バンコクのチャオプラヤー川沿いは倉庫街だったりして結構寂しげなところが多いです。王宮や涅槃仏で有名なワット・ポーの近くでもこんな感じの暗い路地になっています。
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とても不安になる道ではありますが、勇気を出して進んでください。突き当りになるとさらに細い路地になりますが、構わず歩いていきましょう。
ここを入ってすぐ左手のところにドアマンがいるレストランがありますが、Eat Sight Storyはここではなく路地の最も奥まったところにあります。ESS Deckという文字が出ている入口が見えてきましたね。
ここがEat Sight Storyです。ESSは単語のそれぞれの頭文字をとった略称ですね。
Eat Sight Storyの店内
店内に入るとチャオプラヤー川に面したデッキ部分に座席が作られています。
川沿いなのである程度風は通りますが、それでもバンコクは暑いです。その暑さを避けることができるクーラーが入った室内のテーブルもあります。
快適なのは室内ではあるけれども、やっぱりお勧めしたいのはデッキ側ですね。なぜならばチャオプラヤー川の対岸にみごとなワット・アルンの姿を見ることができるからです。
対岸のワット・アルンが幻想的!
基本的にデッキ席ではどこからでもワット・アルンの姿を見ることができます。建物側のテーブルだと他のお客さんで若干見えにくくはなりますが、それでも十分なくらいだと思いますよ。
僕が座ったテーブルからだと最初はこんな感じでした。
しばらくすると前のテーブルのお客さんがいなくなったので、すごく見やすくなりましたね。テーブルを立って、川沿いのところまで行けばこんなにきれいに眺めることもできますよ。
ワット・アルンの周囲に建物がないので、ライトアップされた仏塔が暗闇の中に浮き上がる幻想的な眺めになります。
Eat Sight Storyのメニュー
Eat Sight Storyはワット・アルンをただ眺めるだけの場所ではなくレストランです。今回は夕食を食べるのが目的でした。きっとものすごく高いんだろうなと思ったのですが、メニューを見てみると意外にも普通のお値段なのですよ。
タイ語、英語、日本語の3ヶ国語の表記です。前菜などは200バーツ代の価格帯です。僕が注文したパッタイは230バーツで、コーラが48バーツでした。合計はサービス料と税金が入るので327バーツ(約1100円)でした。
パッタイとコーラ
まず出てきたのはドリンクのコーラです。
ワット・アルンに向かって一人で乾杯(笑)
次にメインのパッタイが出てきます。
Eat Sight Storyではエビもしくは鶏肉のパッタイがあります。僕はエビのパッタイにしました。パッタイはイメージとしてはタイ風焼きそばですね。
日本のタイ料理屋さんでもよく食べています。安定した美味しさなのでまずハズレはないメニューですね。このEat Sight Storyのパッタイも美味しかったですよ。何より、遠くに見えるワット・アルンが最高の味付けになりますね。
まとめ
ワット・アルンを眺めながら食事をすることができるEat Sight Storyに行ってきました。この最高のロケーションはバンコクでもかなりのハイレベルなのではないかと思います。しかし料理の値段はそんなでもないので安心して食べに行くことができますよ。今回はワット・アルンがライトアップされる夜に行きましたが、夕暮れ時もいいかもしれません。ここから色々な表情のワット・アルンを見てみたいです。
Eat Sight Story
Khwaeng Phra Borom Maha Ratchawang, Khet Phra Nakhon, Krung Thep Maha Nakhon 10200
+66 2 622 2163
月-木 11:00-22:00
金-日 11:00-23:00
→Eat Sight Story
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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