秋の紅葉シーズンに奥多摩湖の周囲に整備された全長約12kmの奥多摩湖いこいの路を歩いてきました。奥多摩湖畔の紅葉を眺めながらの散策は最高に気持ちいいものだったのでレポートしていきます。写真は全て2016年11月16日に撮影したものです。
この記事は東京都の観光PR事業の一環で東京都奥多摩町を旅して作成しました。旅の詳細はこちらから。
→紅葉の絶景を拝みながら奥多摩湖の周囲を歩いてみた!湖に浮かぶ麦山浮橋も必見!(旅の3日目まとめ)【PR】 #tokyoreporter #tamashima #tokyo #okutama #Reviews_PR
奥多摩湖へのアクセス
奥多摩湖へ公共交通機関を利用して行くには、JR青梅線の奥多摩駅前から西東京バスに乗ります。奥多摩湖方面の乗り場は2番となります。
奥多摩駅から奥多摩湖までの料金は350円です。現金払いの方は予め小銭を用意しておいたほうが降車がスムーズでしょう。また、西東京バスはSuicaなどのICカードが使用できますが、現金と同額の350円です。所要時間は約15分です。紅葉シーズンは車内は満員になりますが、これくらいの時間なら我慢できることでしょう。
奥多摩湖バス停の目の前には奥多摩水と緑のふれあい館があります。
館内にはきれいなトイレがあるので散策を始める前に行っておいた方がいいでしょう。また、ドリンクや食料を購入することができる売店もありますので、装備が不十分だと感じたらこちらで入手してください。
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小河内ダムの上を歩く
それでは奥多摩湖いこいの路の入り口まで歩いていくことにしましょう。まずは奥多摩湖の水を堰き止めている小河内ダムに向かいます。湖側から見たダムです。
これだけ見るとそんなに巨大施設に見えないけれども、逆側から見るとその大きさにびっくりしますよ。
高さ149m、幅131mの巨大建造物です。
実はこの小河内ダムの上は歩いて渡ることができるようになっています。ダムの上からの眺めがまた最高なのですよ。
紅葉シーズンは深い水の色と山の色のコントラストは素敵です。青い空をバックにして紅葉もみごとですね。
ダムの上から下流方面を見下ろしてもダイナミックな眺めですよ。
全長約12kmの奥多摩湖いこいの路
小河内ダムを抜けるといよいよ今回の目的となる奥多摩湖いこいの路のスタート地点になります。
まずは案内板の地図を確認しましょう。
小河内ダムの南側から奥多摩湖の南下の約半分を巡る全長約12kmのコースです。今回はいこいの路を歩き切り、山のふるさと村でランチを食べて、麦山浮橋を渡り、小河内神社バス停から帰路につくというプランです。
いこいの路からの紅葉風景が最高!
それではいこいの路を歩き始めましょう。最初は割りと平坦な歩きやすい遊歩道となっています。
湖側を見ると対岸の紅葉が無茶苦茶美しかったのですよ。
遊歩道は湖面からやや高い位置にあるので湖を見下ろすことができます。水面がキラキラ光るのもきれい。
青い空をバックにした紅葉をつい見惚れてしまいますね。
こんな気持のいい天気の中を紅葉を眺めながら歩くことができるなんて最高です。
黄色いに色づく木々も美しいですね。
湖の色は場所によって変化するので、こんなエメラルドグリーンのところもあります。
あまりにも気持ちのいい景色が続くのでつい撮影に時間をとってしまうのが難点ですかね(笑)
そうそう、コース内にはところどころあずまややベンチがあって休憩できるところがあるのが嬉しいですね。
1.8km地点からは歩き通す覚悟が必要
全長12kmのコースのうちの1.8km地点に来ました。
ここにはこのような案内板が出てきます。
ここから先は迂回路がありませんので体力に自信のない方はここで引き返した方がいいでしょう。覚悟をして歩みを進めるようにしてください。バスの時刻表も出ていますので、必ずチェックしておくようにしてください。
ここまではほぼ平坦で歩きやすい道のりでしたが、ここからは少しだけアップダウンも出てきます。
割りと森の中を歩くので、これまでの雄大な景色から激しい自然の景色になります。
でも紅葉や黄葉の眺めもありますので、ただただ体力が削られていくだけでなく目をしっかり楽しませてくれます。
サルに遭遇!
スタートから5.3km地点にやって来ました。ここにはこのような案内板が出ています。
奥多摩湖周辺に生息する野生動物たちです。実際山を歩いていて野生動物に会えるというのはそんなに経験がないので、まさか出てくるとは思いもしなかったのですが、しばらくしたら本当にサルがいた!
どうやらサルの群れの生息スポットに入ってしまったようで、あちこちから鳴き声が聞こえてきます。僕は一人で歩いていて、周りに人の気配が全くなかったので結構怖いものがありましたね。
でもよく見るとサルもかわいいものですね。もし見かけても餌をあげたり、ちょっかいを出したりはしないようにしてくださいね。
いこいの広場にはトイレあり
小河内ダムから6.3km地点にいこいの広場あります。
ここからの奥多摩湖の眺めはなかなかいいですよ。
広場にはトイレやあずまやもあり、ほぼ中間地点ということもあってここで休憩するのがいいでしょう。
ちなみに、コース内にあるトイレはこの1箇所のみです。
秋を感じならがゴール地点へ
それではラストスパートです。秋の風景を眺めながらひたすら歩きます。
実は前半戦でだいぶ時間を使ってしまったので、後半戦はその挽回のためにほぼノンストップで歩き通しました。
それでも秋の景色は自然と目に入ってくるので飽きることは全くありませんよ。そしてゴール!
スタートしたのが10:20くらいで、ゴールしたのが13:30くらいでした。全長約12kmを3時間10分かけて歩いたことになります。平均所要時間は3時間30分ということなので、僕はちょっと急いで歩きすぎましたかね。
山のふるさと村にある喫茶・ギャラリー やませみでランチ
約12kmも歩いてきたのでお腹がすきました。いこいの道のゴール地点には山のふるさと村という施設があり、その中には喫茶・ギャラリー やませみがあります。ここでお昼ごはんを食べることにしました。
山の中ということもあって、そばやうどんがメインですね。僕は720円のとろろそばと450円の三頭の森まいたけ天ぷらを注文しました。
たくさん体を動かした後だったので最高に美味しかったなあ。ちなみに、店内から外の紅葉風景がまたいい味付けになりますよ。
食後はお店の外の紅葉も眺めてみましょう。
ため息が出ちゃうほどの美しさです。
麦山浮橋を渡ろう!
山のふるさと村の最寄りバス停はさらに2.5km先にある小河内神社バス停です。そう、ここまで12km歩いてきたけど、まだまだ歩かなくてはいけません。案内に従って先に進みましょう。
ひたすら歩いていくと、奥多摩湖上に何やら見慣れないものが出現しました。
これが麦山浮橋です。昔はドラム缶に板を乗せて橋にしていたそうですよ。今でも浮橋であることは変わりなく、全長は220mもあります。歩くと揺れます(笑)
もしものときのために投げ入れるための浮き輪も用意されています。
そんな揺れの中でもここからの紅葉風景がまた魅力的なのですよ。
浮橋という渡りなれない橋も、そして紅葉も、奥多摩湖散策のラストでとても印象的なものになりました。
小河内神社バス停から奥多摩駅へ
麦山浮橋のすぐ近くに西東京バスの小河内神社バス停があります。
ここからバスに乗って奥多摩駅を目指します。
約26分で奥多摩駅に到着しました。
小河内神社から奥多摩駅までは現金だと520円、ICカードだと515円です。
まとめ
今回のコースは奥多摩駅を9:30に出るバスに乗り、16:34に到着するバスで奥多摩駅に戻ってきました。都心部からも十分日帰りが可能なコースですね。そこまでアップダウンはないけれども約15km歩くというロングコースなので歩くのにある程度自信がある方にはお勧めですね。御覧頂いたように秋の紅葉シーズンは眺めが最高なので全力でお勧めしたいと思います。
西東京バスの時刻については僕の訪問時(2016年11月)とは変わっていますので、公式ウェブサイトを必ずチェックするようにしてください。
→時刻表・運賃|路線バス|西東京バス
奥多摩湖いこいの道の開放期間は4月第2週の金曜日から11月30日までとなっております。必ずこちらで確認をしてください。
→奥多摩湖いこいの路 | 広報・広聴 | 東京都水道局
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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