9月1日発売の雑誌Pen (ペン) 2008年 9/15号を購入しました。
本屋さんで手にとって驚いたのは、とにかく厚い!
そして重い!
体感では普段の2倍はあるように感じてしまいました。
そして一番の外見の変化は綴じ方です。
通常Penは中央を針金で固定する中綴じですが、今号は無線綴じと言って本の背が糊付けされたものになっていたのです。
これではページを完全に開ききることができないので、僕はこの綴じ方が好きではありません。
中綴じだったら読みたいページを開くときに360度開いてしまえば片手で持てますが、無線綴じだと片手で持つことはできないので電車の中やお風呂で読むときに非常に困るのです。
この体裁は今号だけにして欲しいなあ。
さてさて、今号のメインの特集は「リスボン郷愁紀行。」と題されたもので、最新のモードファッションを身に着けたモデルさんをポルトガルのリスボンの街角で撮影しているのです。
これがなかなかいいのです。
ファッションのことは全くよくわからない僕ですが、リスボンという古都の中でその服がとても映えるのです。
古さと新しさがみごとに融合し、時代を超えたアーティスティックな要素がこれでもかというくらいにじみ出てくるのですよ。
京都や東京の下町でこういう企画をやってもおもしろいかも。
ファッションに興味がある方はぜひ手にとって欲しい雑誌です。
その他の記事では「東京6大ファッションタウンの、最新事情。」もなかなかおもしろいと思います。
6大ファッションタウンとは、渋谷、新宿、青山、六本木、丸の内、銀座と定義付けられており、それぞれの街が短文で簡潔に紹介されています。
ステレオタイプ的なところもあるけれども、この6大タウンとは全く縁がないとくとみにとってはある種のステレオタイプでもかなり役立つのです。
それ以外にもファッション記事が満載で、いつものようにデザイン色がかなり薄くなっています。
今号はファッション誌Penと言ってもいいでしょうね。
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Pen (ペン) 2008年 9/15号 [雑誌] |