これまで小湊鐵道高滝駅の木造駅舎と駅に住み着いている3匹の猫を紹介してきました。
今回は高滝駅周辺を紹介することにします。
まず利用したいのはこちら。
小湊鐵道の高滝駅、里見駅、月崎駅で借りて、返すのはその3駅のどこでもいいという「100円チャリ」というレンタサイクルです。
たったの100円という利用料は魅力的ですよね。
利用時間は9:00~16:00です。
今回借りたのはこちらの自転車です。
ギア付きではないけどブレーキもしっかりと利いていて手入れが行き届いた自転車でした。
まずは田園風景の中を走る小湊鐵道を撮影するために移動。
うーん、あんまりピンとこない写真になっちゃいました。
でもこの側にはかつて小湊鐵道が使っていたと思われる廃トンネルを発見しました。
馬蹄形の入り口が美しいです。
残念ながら入口からして水浸しになっていたので中への探索はできませんでしたが、それでもこの姿が見れただけでも満足です。
次に訪れたのは高滝湖。
湖上にはたくさんのボートに乗った釣り人がいました。
湖の中程にはトンボのオブジェも。
駅周辺には田園地帯あり、里山風景あり、湖ありでたくさんの見所がありますので、この100円チャリは利用価値が十分にあると思います。
時間がある人は里見駅や月崎駅まで自転車で行って、そこで自転車を返してもいいしね。
この100円チャリを使えば小湊鐵道を楽しむバリエーションがさらに増えるでしょう。
高滝駅へと戻り、15:29、1両の五井行き列車に乗車。
だんだん陽も傾いてきて、水のない田んぼに映る列車の影が間延びしてきました。
16:16、五井着。
これまでは1両で走っていた列車にもう1両増結する様子を見学。
増結や切り離しは何度見ても楽しいものです。
16:36、五井発千葉行内房線普通列車に乗車。
16:47、蘇我着。
17:02、蘇我発東京行き京葉線に乗車。
東京湾の向こうの夕焼け空に富士山の美しい姿を見てから、17:45に東京駅着。
さて、この旅では青春18きっぷを利用したわけですが、この日のJRの利用は東京から五井の往復でした。
この運賃を計算してみると1900円。
18きっぷの1回分の値段は2300円。
なんと400円のマイナスだったのです。
でもこれは最初からわかっていたことで、何も1回分の利用で2300円を超えなくてはいけないのではなく、5回分トータルで11500円を超えていれば得をしたということになるのですよ。
だから例え1回分が2300円を下回ったからといってもそれは大した問題ではありません。
だから、この旅はこれでいいのです!
・・・などと言って自分自身を一生懸命納得させようとしております・・・
そんなことよりも、この旅ではカピバラや猫にも出会えたし、久々に小湊鐵道に乗れたしで、いい旅だったことには変わりはありません。
東京から程近いところでローカル線に乗れて、動物や自然に触れることができるこの小湊鐵道はかなりオススメの路線ですよ。
といったところで、この冬の青春18きっぷの旅レポートシリーズは終了となります。
次はまた春に18きっぷでの旅に行ってきます。
皆さんのオススメプランなどがありましたらぜひ教えて下さいね。
僕は僕でまたマニアックなプランを考えたいと思います(笑)
冬の青春18きっぷの旅ー小湊鐵道とカピバラ編まとめ
・小湊鐵道五井駅 冬の青春18きっぷの旅ー小湊鐵道とカピバラ編 その1
・東京から一番近いローカル線、小湊鐵道の高滝駅へ 冬の青春18きっぷの旅ー小湊鐵道とカピバラ編 その2
・市原ぞうの国でカピバラさんとご対面 冬の青春18きっぷの旅ー小湊鐵道とカピバラ編 その3
・市原ぞうの国のカピバラさんは直立する! 冬の青春18きっぷの旅ー小湊鐵道とカピバラ編 その4
・小湊鐵道高滝駅の木造駅舎 冬の青春18きっぷの旅ー小湊鐵道とカピバラ編 その5
・小湊鐵道高滝駅で暮らす3匹の猫たち 冬の青春18きっぷの旅ー小湊鐵道とカピバラ編 その6
・100円チャリで小湊鐵道高滝駅周辺を探検する 冬の青春18きっぷの旅ー小湊鐵道とカピバラ編 その7←今ここ
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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