雑誌「荷風! 6月号」を買いました。
表紙は銀座の街を走る都電の姿です。
この写真を見るだけでもこの雑誌を手に取る価値はあるでしょう。
黄色の車体に赤いラインがはいった姿が神々しくもあります。
特集は「都電・都バスを再発見する」です。
表紙をめくって1ページ目にはかつて東京都内に網の目のように張り巡らされていた昭和30年代の都電の路線図がのっています。
この路線図を眺めているだけでも飽きません。
微妙に地名が今と違っていたりするのがまたドキドキします。
記事内容はかつて都電が走っていた街を訪れて、現在の様子をレポートする形になっておりますが、昔の写真ももちろん満載です。
都電だけでなくトロリーバスや昔の町並み、そして当時を知る人の話などかなり盛りだくさんです。
古い物好きの僕にとってはまるで宝箱のような1冊ですよ。
今の銀座、新宿、六本木などからはかつて都電が走っていたことを彷彿させられるものはありませんが、この本を読んでから散歩に行ってみると、昔の東京の姿がまぶたの裏に思い浮かんできそうです。
レトロ好きだけでなく、散歩好きな方にもお勧めの1冊ですよ。
むしろ一家に1冊置いておくべき雑誌でしょう。
荷風 2008年 06月号 [雑誌] by G-Tools |
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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