諏訪湖沿いにある片倉館でローマ風の千人風呂に入り、ビンのコーラを湯上がりに飲む 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その16

12月30日。
この日は朝から長野県松本市、塩尻市、木曽郡南木曽町と移動して、最終的に諏訪市にやって来ました。
夕食はファミレスで取った後、諏訪湖沿いにある片倉館で温泉に入ることにします。

洋風レトロの重厚感あふれる建物なのですよ。
昭和3年（1928年）に建てられた片倉館は現在では国の重要文化財に指定されています。
この中には千人風呂という大きな湯船があります。
ローマ風のお風呂で異国情緒あふれる設計なので、日本の温泉施設ではないような雰囲気がたっぷりとありました。
千人風呂と言いましても実際には100人が一度に入ることができる大きさです。
それでも十分広いのですけどね。
この片倉館の入口前には池があり、何とそこには井戸ポンプがあったのですよ。

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夜だったのでシルエットで。
まさかこんなところで井戸ポンプに出会えるとは思ってもいませんでした。

片倉館の外観をもう少し見てみましょう。
こういう彫刻があちこちに施されています。

窓の配置デザインも素敵です。

こちらの窓の向こうに千人風呂があるわけですが、中はさすがに撮るわけにはいかないので窓だけで我慢してください。

温泉から上がったら、いつもならばコーヒー牛乳の出番なわけですが、この日はこんな自動販売機が目に入ってきました。

ビンのコーラがある！

自動販売機自体は新しいものなのでした。
1本110円ですね。

出てきました、ビンのコーラが。

ペットボトルよりも、缶よりもなぜかビンの方が美味しく感じてしまうのですよね。
あ、栓抜きは自動販売機についています。

これでようやく飲むことができるというわけで、湯上がりの火照ったからだをコーラで冷ましました。

片倉館はお風呂もいいけど、コーラもいいですよ（笑）

片倉館についての詳細はこちらからどうぞ。
→【国指定重要文化財】財団法人片倉館

この日の宿泊は長野県内の親戚宅でした。
そんなわけで、冬の長野旅行の2日目のレポートは終了です。
次回からは旅の最終日のお話になります。
続く。

※本記事の写真は片倉館に掲載許諾を取ったものです。

『冬の長野 アルクマ詣での旅』まとめ
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・松本市内に残る角を有効活用した古い建物 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その2
・松本市内にある深志神社とその周辺の素敵な建物 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その3
・あちこちに水場がある松本は「水の町 松本」と言ってもいいだろう 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その4
・西井澤屋の辻井戸はたぬきケーキを販売している翁堂の前にある！ 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その5
・松本市内の古い建物や蔵造りの建物を眺めつつの楽しい散策 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その6
・どこもかしこもアルクマだらけなホテルブエナビスタのアルクマルームに宿泊してみた 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その7
・アルクマファンはぜひ宿泊しておきたい！ホテルブエナビスタのアルクマルーム 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その8
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・ホテルブエナビスタでの朝食とエグゼクティブラウンジを紹介 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その10
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・旧中仙道の奈良井宿の雪景色 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その12
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・雪が降りしきる奈良井宿の冬を撮影してみた 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その14
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・諏訪湖沿いにある片倉館でローマ風の千人風呂に入り、ビンのコーラを湯上がりに飲む 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その16←今ここ
・長野旅行の際の恒例となったコメダ珈琲でのモーニング 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その17
・下諏訪温泉の旦過の湯の熱～い温泉に入ってみた 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その18
・諏訪大社下社秋宮の境内で井戸ポンプを発見する 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その19
・中央本線上諏訪駅のアルクマと足湯と温泉洗面所 『冬の長野 アルクマ詣での旅』 その20（最終回）

写真はNikon D610+Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED フルサイズ対応で撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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