3月8日。
春の青春18きっぷを使って茨城県の佐貫に行ってきました。
目的は佐貫から竜ヶ崎を結ぶ関東鉄道竜ヶ崎線に乗車することです。
竜ヶ崎線は佐貫、入地、竜ヶ崎の3駅しかない4.5kmの短い路線です。
電化されていないので、ディーゼルカーがゴトゴトと走っています。
竜ヶ崎線に乗るには常磐線の佐貫駅で乗り換えることになります。
JRの駅を出ると竜ヶ崎線ののりば案内が見えてきます。
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こんなところに本当に駅があるの?と不安になりますが、案内に従って突き進みましょう。
ようやく竜ヶ崎線の乗り場に到着です。
改札口は自動改札です。
自動改札なので、Suicaを持っている人は特にきっぷを買う必要はありません。
ただ、竜ヶ崎線はJRではないので青春18きっぷは使えませんのでご注意を。
料金を見てみると、佐貫から終点の竜ヶ崎までが220円ですね。
中間の入地駅までは150円です。
次の列車まで時間があったので、駅構内にある竜ヶ崎線の歴史を読んでみました。
SLが走っていた時代の写真も展示されていますね。
昭和43年でSLは廃止されたそうなので、僕が生まれる前のお話です。
さてさて、竜ヶ崎方面からの列車がやって来ました。
1両のディーゼルカーです。
車体の横には龍ケ崎市のマスコットキャラクターであるまいりゅうが描かれています。
車内にもまいりゅうはいます。
この竜ヶ崎線の車両の一部にはこんな案内が出ています。
実は自転車をそのまま車内に持ち込むことができるサイクルトレインが実施されているのです。
竜ヶ崎発9:19~佐貫発15:30までの列車という時間の制限がありますので、きっと学生さんの利用が多いのでしょうね。
この日は残念ながら自転車を持ち込む様子は見られませんでした。
それでは出発です。
佐貫駅を出ると両側に住宅が並ぶ中を進んでいきます。
梅の花が沿線に咲いている様子も見ることができました。
住宅街を抜けるとこんな広々とした場所に出ます。
長閑という言葉がぴったりな景色がしばらく続き、唯一の中間駅である入地駅に到着します。
入地駅を出てわりとすぐのところで、進行方向左側に井戸ポンプがありますので、井戸マニアの方は必見です。
そして終点の竜ヶ崎駅に到着です。
竜ヶ崎駅はかなりレトロなので駅を撮るのも楽しいですよ。
こちらが駅舎入り口です。
ちょっと薄暗い駅構内が雰囲気があります。
改札口も懐かしい感じではありますが、自動改札はちゃんと設置されていますね。
駅舎内には店舗貸出スペースもあるようでが、今は空きスペースになっていました。
今度は帰り道の紹介です。
こちらの自動改札にSuicaをタッチして入りましょう。
今回乗り込むのも先ほどと同じ1両のディーゼルカーです。
佐貫駅を到着して、改札を出ると、今度は「ありがとうございました」の看板が出てきます。
こういう一言があると「また乗ろう」という気持ちにさせてくれますね。
佐貫から竜ヶ崎までの乗車時間はたったの7分です。
青春18きっぷで茨城方面に行く時には竜ヶ崎線にちょっと寄り道してみるのも楽しいですよ。
次回は竜ヶ崎駅周辺の散策の様子をお伝えします。
続く。
春の青春18きっぷの旅 龍ケ崎路地裏散歩編
・佐貫から竜ヶ崎までの4.5kmのショートトリップ 関東鉄道竜ヶ崎線乗車記 『春の青春18きっぷの旅 龍ケ崎路地裏散歩編』 その1←今ここ
・関東鉄道竜ヶ崎線竜ヶ崎駅周辺での路地裏散歩 『春の青春18きっぷの旅 龍ケ崎路地裏散歩編』 その2
・秘密(?)の路地を抜けた先にある本願寺不動堂 『春の青春18きっぷの旅 龍ケ崎路地裏散歩編』 その3
・茨城県の龍ケ崎に行ったら源内のかっぱ最中を食べよう! 『春の青春18きっぷの旅 龍ケ崎路地裏散歩編』 その4
・龍ケ崎で見かけた素敵な建物コレクション 『春の青春18きっぷの旅 龍ケ崎路地裏散歩編』 その5(最終回)
写真はNikon D610+Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SLII N Aspherical、Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED及びSIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSMで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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