タイ国政府観光庁とタイ国際航空によるメディア・ブロガーツアーに招待していただき、タイを旅してきました。
今回はバンコクから西に約130km離れたところにあるカンチャナブリでの観光スポットを紹介していきます。
JEATH戦争博物館
まずはJEATH戦争博物館です。
こちらが入口です。
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第二次世界大戦の最中にタイとミャンマーを結ぶ泰緬鉄道の建設が急がれ、その作業を担ったのが日本軍の捕虜となった人々です。
日本人にとってはとても心苦しいことではありますが、ここには当時の写真資料などが展示されています。
この中は撮影禁止です。
見るのも嫌になってくるような写真がいっぱいありますが、ここは目を逸らさずにしっかりと見ておくべきですね。
これは当時の監視小屋を再現したものでしょうか。
別の建物に移動します。
こちらは中の撮影が可でした。
戦争当時に使われていたものなどの展示が行われています。
銃やロケット砲。
計算機。
カメラ。
そして爆弾。
この背後に掲げられた言葉「FORGIVE BUT NOT FORGET」が心に響きます。
「許そう、しかし忘れてはいけない」
この博物館のすぐ横にはメークローン川が緩やかに流れています。
この眺めを見ていると過去に博物館で見たようなことが本当にあったのかつい忘れそうになってしまいますが、事実はしっかりと胸に刻みこまなくてはいけませんね。
JEATH戦争博物館 JEATH War Museum
Ban Tai, Muang Kanchanaburi, Kanchanaburi 71000
8:30-18:00
無休
入場料 30バーツ
→JEATH戦争博物館 | 【公式】タイ国政府観光庁
戦没者慰霊塔
戦争博物館から北西の方角にしばらく進んで、クウェー川鉄橋の近くまで行くと戦没者慰霊塔があります。
こちらでは管理人さんからお線香を購入します。
ここで静かに手を合わせましょう。
慰霊塔の裏には日本語も見えます。
ただ、日本語はあるけれども日本人だけでなく泰緬鉄道の建設の際に命を落とした全ての方の霊を慰めるものです。
場所はArts Gallery and War Museumのすぐ横です。
アートギャラリー&戦争博物館
先程の戦没者慰霊塔の隣にはアートギャラリー&戦争博物館 Arts Gallery and War Museumがあります。
その入口にはかつて泰緬鉄道で走行していた蒸気機関車が展示されています。
このSLの機関室に入ることもできます。
戦争博物館などを見た後だと決してはしゃいで見ることはできないですね。
まとめ
このカンチャナブリでは日本人としてはとても痛ましい記憶をまざまざと目にしました。
でもこれは決して忘れてはいけないことですね。
楽しい観光もいいけど、戦争博物館などで過去の悲しい事実もしっかりと勉強しておくべきですね。
今回の旅はタイ国政府観光庁(TAT)とタイ国際航空(TG)によるメディア・ブロガーツアーで、渡航費、宿泊費、現地でのアクティビティ費を提供していただきました。ありがとうございます。なお、個人的な買い物等は自腹でした。
今回のタイへの旅についての記事はこちらにまとめました。
→3泊5日のタイ旅行!バンコク、アユタヤ、カンチャナブリなどを紹介した記事をまとめてみた #AmazingThailand #LoveThailand
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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