12月10日、早朝。
通勤ラッシュが始まる前に東京駅へと向かいました。
今回握り締めているのはこの切符。
長崎・佐賀ゾーンの周遊きっぷと行き券として東京都区内から鳥栖までの2割引の片道切符、帰り券として長崎空港から羽田空港までの航空券です。
行きは鉄道で帰りは飛行機という周遊きっぷの組み合わせにしてみました。
まずは東京から博多まで新幹線を乗り通すことにします。
高校生の頃に修学旅行で広島まで行ったことはあったものの、そこから先は未乗区間だったので、この旅で一気に乗りつぶしてしまいます。
6:00、東京発博多行きのぞみ1号に乗車。
この列車よりも品川6:00発ののぞみ99号の方が博多に早く着くけれども、東海道山陽新幹線を全て乗り通す機会はそうはないだろうから東京発ののぞみ1号にしてみました。
新幹線が発車してもまだ夜が明け切らぬ薄暗い中を突き進んでいきます。
東京都と神奈川県の県境を流れる多摩川を越えるあたりになると東の空がオレンジ色に染まってくるのが見えてきました。
明けの明星も車内からくっきりと見ることができました。
静岡県に入ると、車窓右手に美しい富士山の姿が見えてきました。
朝日に照らされ神々しいまでの姿はこれまで見たことのあるどの富士山よりも美しく見えたものです。
浜名湖、関ヶ原、京都と車窓を楽しむポイントを次々と通過し、福山駅へと到着。
その瞬間、上りホームの向こうに福山城の姿が見えました。
徳山駅付近では左手に巨大工場群が出現!
関門トンネルをくぐって本州から九州に入り、いよいよ博多駅に近づいてくると、
九州らしいデザインの車両がすぐ横を走り去って行きました。
九州に入って、九州らしさを感じるのが列車のデザインからというのは何だかなという感じがしないでもないですが、それだけ九州の車両が素晴らしいということでもあると思います。
10:55、博多着。
東京から博多までの約5時間の乗車は車窓風景を見ているだけで全く飽きさせるものではありませんでした。
ただ、青春18きっぷを使っての普通列車の旅に慣れている身としては、あまりに早く景色が変化していくので、その変化に付いていくのが大変でもありました。
しかし、こうして東京から博多まで新幹線を乗り通すという機会はそうはないことでしょうから、貴重な経験をすることができたのも事実です。
博多に着いたところで、次は九州の車両を堪能しますよ。
その話はまた次回。
長崎旅行まとめ
・東京から博多まで東海道山陽新幹線を乗り通す 長崎旅行 その1←今ここ
・高級感溢れたデザインの白いかもめに乗車する 長崎旅行 その2
・特急かもめの車窓風景 長崎旅行 その3
・猫とさるくの長崎駅 長崎旅行 その4
・廃墟の聖地、軍艦島へと出航する 長崎旅行 その5
・軍艦島までのクルージングも見どころいっぱい! 長崎旅行 その6
・いよいよ軍艦島に上陸する! 長崎旅行 その7
・軍艦島の光と影のお話をガイドさんから聞く 長崎旅行 その8
・西陽に照らされた軍艦島の儚さ 長崎旅行 その9
・軍艦島の瓦礫の中で 長崎旅行 その10
・サヨナラ、軍艦島 長崎旅行 その11
・温泉付きのトレインビューホテル、ドーミーイン長崎に宿泊する 長崎旅行 その12
・静けさ漂う早朝の長崎駅 長崎旅行 その13
・長崎本線旧線を普通列車で行く 長崎旅行 その14
・ハウステンボスからシャトルバスで長崎バイオパークへ 長崎旅行 その15
・長崎バイオパークの動物たち 長崎旅行 その16
・長崎バイオパークのカピバラのお食事タイム 長崎旅行 その17
・大人カピバラと子供カピバラ 長崎旅行 その18
・長崎バイオパークのカピバラ大移動 長崎旅行 その19
・長崎バイオパークのカピバラ露天風呂 長崎旅行 その20
・長崎バイオパークのカピバラが立った! 長崎旅行 その21
・カピバラの大脱走計画が阻止された! 長崎旅行 その22
・長崎駅でスーパー駅長のたまと出会う 長崎旅行 その23
・坂の町長崎で長崎市電を撮る 長崎旅行 その24
・日本最古のアーチ橋の眼鏡橋へ 長崎旅行 その25
・諏訪神社からの市電風景と狛犬 長崎旅行 その26
・諏訪神社から長崎の町並みを見下ろしてみると 長崎旅行 その27
・イルミネーションと市電を撮影する 長崎旅行 その28
・夜の長崎散策と四海樓の皿うどん 長崎旅行 その29
・特急かもめの車内から井戸ポンプを激写する 長崎旅行 その30
・黄色いディーゼルカーの島原鉄道に乗車する 長崎旅行 その31
・島原の町で井戸ポンプを発見する 長崎旅行 その32
・島原城から島原鉄道を撮影する 長崎旅行 その33
・島原武家屋敷通りを歩く 長崎旅行 その34
・島原鉄道完乗と井戸ポンプ 長崎旅行 その35
・諫早バスターミナルで最後の撮影をする 長崎旅行 その36
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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