なんだか軽く読める本が欲しいなと思って購入したのがこちらの本。 邪馬台洞の研究 (講談社文庫) 田中 啓文 タイトルを見て「お、邪馬台国に関するミステリか」と思わされて興味を持ったのですが、実は正解は「邪馬台洞」です。
続きを読むタグ: 書評
城島啓司「世界遺産神々の眠る「熊野」を歩く」
最近旅に行ってみたい場所は、北海道、高千穂、出雲、そして熊野です。 特に熊野について最近テレビや雑誌などでよく見かけるようになっているのでとても気になる地域になってきました。 そんな熊野についての興味深い本を読んだので紹
続きを読む道尾秀介「向日葵の咲かない夏」
最近小説はあまり読んでいなかったのですが、一度読み始めたら最後まで一気に読み進めてしまったのがこちらの本。 向日葵の咲かない夏 (新潮文庫) 道尾 秀介 本屋さんに行けば平積みされているので見かけたことがある人はたくさん
続きを読むバブル真っ最中、90年代初めの東京を歩く 小林信彦「私説東京放浪記」
1990年代初め、バブル経済真っ只中の東京は大きな変化を向かえていました。 震災、戦災、高度経済成長、東京オリンピックなどそれまでにも変化はあったものの、建物の巨大化という点ではそれまでとは違うものがあったと思います。
続きを読む町に溢れる無用の長物コレクション 赤瀬川原平「超芸術トマソン」
町を歩いているとたまになんでこんなところにこんなものがあるのだろう?と思わせるものがあります。 例えば2階にドアがあるのに、その下には階段も何もなくただドアがあるだけ。 例えば家屋の外壁になぜか付けられている男性用便器。
続きを読む内田百間の「阿房列車」が漫画で発売!
「なんにも用事がないけど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」と本当に大阪へ無目的な汽車旅をしていた内田百閒。 しかも目的がない旅だからこそ行きは豪華に一等車に乗り、帰りは「帰る」という目的ができてしまうので三等車でも
続きを読むポーポー・ポロダクション「デザインを科学する 人はなぜその色や形に惹かれるのか?」
なかなか興味深いデザイン関係の入門書を読むことができました。 デザインを科学する 人はなぜその色や形に惹かれるのか? (サイエンス・アイ新書) ポーポー・ポロダクション テクニカルな部分を追求するのではなくどのようなデザ
続きを読む初心者のためのアート鑑賞法 藤田令伊「現代アート、超入門!」
アート関係の本は難しくて途中で挫折するものもあるのですが、この本はとてもわかりやすく最後まで楽しく読むことができました。 現代アート、超入門! (集英社新書 484F) 藤田 令伊 抽象的で難解な表現を連ねるのではなく、
続きを読む今、日本鉄道旅行地図帳が熱い!
最近テレビを見ていても鉄道の話題が出てくることが多くなってきたと思います。 先日もめざましテレビを見ていたら日本鉄道旅行地図帳の話題が出てきました。 日本鉄道旅行地図帳 12号 九州沖縄―全線・全駅・全廃線 (12) (
続きを読む超常現象と言われているものの真実を暴く! ASIOS「謎解き 超常現象」
子供の頃から超常現象、不思議現象に興味があり、色々本を読み漁ってきたのですが、いつの頃かだんだんそれらの記述がおかしいことに気がついてきました。 最初はビリーバー(信じている人)だったのが、徐々にそれらを疑いの目で見るよ
続きを読む永井荷風の東京を歩く 「荷風! 2009年06月号」
作家の永井荷風は1879年(明治12年)に生まれ、1959年(昭和34年)に亡くなりました。 今年、2009年は荷風が生まれて130年、亡くなって50年という年になります。 そんな荷風について大々的に特集を組んだのが先日
続きを読む山陰山陽の廃墟と志免炭鉱レポートが充実 ワンダーJAPAN11号
この広い日本にはまだまだ僕が見たことがない光景がたくさんあります。 あちこち国内都市を訪れているつもりだけど、それはほんの一握りの場所に過ぎないのです。 特に関西方面にはあまり行ったことがなく、行ったとしてもその当時は廃
続きを読む宇佐和通「都市伝説の正体」
都市伝説と言われるものに興味を持ち、ここ数年その収集をしています。 重複を含めて毎年200近い事例を聞いていはいるものの、やはりまだ知らない話があったり、知ってはいても既存のものから少し内容が変わったりしているというもの
続きを読む春の北海道旅行ガイドブック 「鉄道で旅する北海道 2009年春号」
冬の北海道もいいけど、春の北海道もいい! なんて思わせてくれたのがこちらの本。 ・鉄道で旅する北海道 2009年春号 鉄道で北海道を旅する人のためのガイドブックで、今回は春の北海道を函館を中心として紹介しています。 函館
続きを読む昭和40年代の東京の姿がここに! 加藤嶺夫「東京 消えた街角」
またまた素敵な写真集を購入しました。 加藤嶺夫さんの「東京 消えた街角」です。 本書は1999年に発刊されたものが、新装版として先日発売されたものです。 内容は、東京23区の昭和40年代の姿を中心として構成されています。
続きを読む「鉄子の旅」はまだ終わらない! 「鉄子の旅プラス」発売!!
漫画家の菊池直恵さんがトラベルライターの横見浩彦さんにローカル線や古い駅舎に連れ回され日本全国を旅する実録漫画「鉄子の旅」。 本編は第6巻で終了していたのですが、その後日談として月刊IKKI誌上で連載されていたものが「鉄
続きを読む特集「貨物列車と昭和の風景」 雑誌「東京人」2009年3月号
僕が住む町には貨物の専用線が走っています。 子供の頃、長い長い貨物の編成に長時間踏切を待たされましたが、貨車の数を数えたり、最後の車掌車を待ったりしていると不思議と時間が経つのが短く感じられたものです。 冬には機関車や貨
続きを読む内田康夫「上野谷中殺人事件」
内田康夫さんの「上野谷中殺人事件」を読みました。 主人公が浅見光彦のシリーズ作品です。 物語の舞台はタイトル通り上野や谷中付近で、僕にとって身近な地名がバンバン出てきましたよ。 ストーリーは上野駅の改築工事と不忍池の地下
続きを読む跡田直澄「散歩でわかる経済学」
跡田直澄さんの「散歩でわかる経済学を読みました。 日頃経済のことについて考えながら生活をしているわけではありませんが、タイトルに「散歩」とついているからには読まずにはいられませんでした。 まずは目次から見て行きましょう。
続きを読む江戸を旅する 雑誌「荷風!」2009年3月号
雑誌荷風 2009年3月号を購入しました。 とくとみはこの「荷風」という雑誌が大好きで過去にも何冊か購入しています。 ・特集「浅草・両国~隅田川両岸二町を歩く」 雑誌「荷風!」2008年12月号(とくとみぶろぐ) ・北京
続きを読む