平成22年(2010年)の春の青春18きっぷを使った旅の第3弾は千葉県内のJRで乗り残している区間を乗り潰すのを目的にしました。
東京からすぐの千葉県はいつでも行けると思っていましたが、なかなか全部の路線を乗る尽くすチャンスが訪れなかったので、この際なのできっちり乗りつぶしてしまおうと思ったのです。
3月20日。
7:25、東京発久里浜行き横須賀線に乗車。
最初に千葉県の路線に乗ると言っておきながら神奈川県に向かいました。
千葉県にいきなり入るのではなく、ちょっと遠回りしてからにしようというのがこの列車に乗り込んだ理由です。
8:54、横須賀駅着。
駅舎は白壁と青い屋根が印象的な木造駅舎でした。
車寄せ部分に並ぶ柱が高級感を醸し出している気もします。
この久里浜駅前からバスに乗り換えて久里浜港を目指しました。
久里浜港には東京湾フェリーターミナルがあります。
神奈川県の久里浜港と千葉県の金谷港を結ぶフェリーがここから出ているのです。
→東京湾フェリー
つまり、神奈川県から千葉県まで鉄道で行こうとするとぐるっと内陸部を回っていかなくてはいけませんが、このフェリーならば東京湾を一直線で結んでいるのです。
所要時間は約50分。
大人の片道運賃は700円(往復1280円)です。
自動車の航送も行っているので、マイカー利用者もフェリーの旅を楽しむことができます。
詳しい運賃はこちらを御覧下さい。
→運賃・料金表(東京湾フェリー)
9:25、久里浜港発金谷港行き東京湾フェリーに乗車。
このフェリーには青春18きっぷでは乗船できないので、別運賃になります。
船内を見てみましょう。
進行方向を向いた座席や、
ソファ、
甲板の上はオープンデッキになっています。
また、船室内には売店もあるので飲み物やお菓子、軽食を購入して上述の座席で食事をとることも可能です。
僕はここでよこすか海軍カリーパンを購入して食べてきました。
そとはサクサク、中は熱々のカレーでおやつにちょうどよかったですよ。
久里浜港を出てしばらくすると目的地である房総半島が前方に見えてきます。
それにしても、船は揺れた揺れた。
危うく酔いそうになりましたがなんとか持ちこたえました。
というのも、この日は晴天で、青い空と青い海が僕の目を楽しませてくれていたので、揺れによるダメージの蓄積を軽減してくれていたのだと思います。
フェリーは東京湾を航行するたくさんの船の間を縫って行きます。
かなり近くまで他の船がくるのでドキドキしながら見ていましたが、しっかりと交通整理が行われているようで危ない状況は全くありませんでした。
10:25、金谷港着。
約50分の船旅は撮影したり、船内探検をしているうちにあっという間に終わりました。
神奈川から千葉まで船でショートカットしたところで、千葉県内乗りつぶしのための青春18きっぷの旅に戻りましょう。
春の青春18きっぷの旅 千葉県完乗編まとめ
・東京湾フェリーで神奈川県から千葉県へ 春の青春18きっぷの旅 千葉県完乗編 その1←今ここ
・強風の中、浜金谷から館山まで内房線に乗車する 春の青春18きっぷの旅 千葉県完乗編 その2
・乱れに乱れたダイヤの中、果たして千葉県内のJRを完乗できるのか!? 春の青春18きっぷの旅 千葉県完乗編 その3
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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